こどもへの接し方

先日、あるかたから、自分のこどもが魚野になつくのに、父親に接する様に無防備に接するのが心配に なったという率直なご意見をいただいた。こどもたちとあそんでいて抱き上げることもよくあるが、確かにちいさな女の子を家族でもない先生でもない男がそん なことをしているのを見て、違和感を覚えるというのはありうることかもしれない。その指摘をして下さった方は、こどもへの暴力を防ぐちからをこどもに育てる活動CAPのセミナーに参加されたことがあるとか。

伝聞ということもある が、CAPの活動や主張をきいて感じたことは、納得できる部分もあり、なんとなく腑に落ちない部分もあるということである。こども自身の危険から逃れる力を育てる運動のようだが、では安心してじゃれてくるのを拒否した方がいいといっているのだろうか。納得できない部分というのは、こどもに接するのに、こどもが尊重されていることを伝えることで、自分が『OK』だという評価をできるようになる、そうなるようにという思いで接してきたから、なんとなくそれとしっくりこないことだ。こういう考え方は心理学の世界では有名な話なので、CAPの活動を主催している人たちも当然知っているだろうが、どういうことをいっているのだろうか。接し方をセーブすべきなのだろうか、あるいは別の要素を加えれば、そのまま甘えさせてもいいのだろうか。

今回は自分で調べずに、知人の幼児教育の専門家に助言を求めてみたところ、CAPの主導者の名前、いくつかの参考書、連絡先を瞬く間に教えてくれた。早速本を取り寄せる手配をする。