診断

昨日は豊橋の某企業を某金融機関の方などと共に訪問,ヒアリングや分析など。診断士らしい業務の一日でした。

診断士を業としていて一番おもしろいのは幅広い業界と関われること。魚野の場合は製造業に関わることが多いが,一口に製造業といっても金型,原材料といった上流から機械製造などまで,生産方式についてみても受注生産から連続生産までいろいろ。

診断や提案の内容も,手持ちのソリューションを相手に提案ということは基本的に無く,それぞれの企業の実情に応じて提案内容が全く変わってくる。あるときは財務の改善だったり,あるときは生産管理の問題だったり,あるときはマーケティングだったり,あるときは経営戦略だったり。診断士試験の二次試験でやっているような,幅広さがある。

個別の企業にひとつひとつ丁寧に相手に合わせながら対応することは,カリスマ性があって押しが強いと見られがちないわゆる経営コンサルタントのイメージとはかなり違うのだろうが,診断士試験の一次や二次試験で問われる様な内容をきちんと押さえつつ,基礎的なことからやっていくというのが,我がスタイル。