[読書]なぜ弁護士はウラを即座に見抜けるのか

企業の破産や再建を多く手がけたベテラン弁護士の手記。昨日、帰りがけに本屋に立ち寄り、購入した。薄めの本だからと就寝前に読み始めて2時間弱で読了、わくわくさせられた。現場や現物を重視する姿勢、経営者側の立場で臨みながら、従業員を大切にする気概に、なるほどこういった支援の仕方もあるのだなと思わされる。診断士も、業務によっては危篤状態の企業や、再起を図る企業にかかわることがあるが、筆者と同じように新しい発想、人を守るという発想を持ち続けたい。ちょこちょこ専門用語が出てくるので、企業会計や法律の勉強をしたことのない人には、多少ひっかかる部分があるかも。

なぜ弁護士はウラを即座に見抜けるのか? (リュウ・ブックス アステ新書)