2011/12/21 会計情報論質問一覧

大同大学2011年度後期開講 会計情報論(第10回目) 質問と回答一覧

講評

本年度第10回目の講義。資金調達に関する講義だが,そもそも銀行とはどんな事業をしているところか,中国と日本の経済状況の違いと,それが資金調達に及ぼす影響,内部金融や外部金融の違いといったことなどを紹介した。 質問は,金利の低さに関する事柄が目立った。事業のための資金調達になじみのない学生には,預金金利には多少実感がこもった話となったのだろう。また,税と社会保険一体改革の話題が登り始めていたので,年金に関する質問もめだった。総じて,年金の仕組みを理解していないで不安ばかりが先に立つという様子が見て取れる。社会保険についてはやや会計情報論の講義内容の本旨とはずれてしまうが,毎年,簡単に社会保険の仕組みを紹介した上で,制度をどうするかは有権者の選択なのだから,政治に関心を持ち,考え,行動することが大切だと話している。