補助金締切ラッシュ覚書

中小企業対象の補助金締切ラッシュが続いている。〔政治・行政側も,中小企業側も〕補助金だけに頼ることには慎重になるべきだとは思うが,一方で事業者支援としてはあるものは活用していくべきとも思う。製造業関係を中心に,補助事業の締切が近づいているものが多いので,自分の覚書としてまとめてみた。この情報が正しいことは保証しないので,下記内容について興味が有る場合は経産局など公募を行なっている機関に確認されたい。

名称 概要 対象者の条件等 対象事業 補助率等 締切
平成25年度中小企業技術革新挑戦支援事業 中小企業者が自らの技術力を活用して新たな事業につなげる機会を増やすための探索研究・実証実験(F/S)を実施 公募要領参照 平成26年度の厚生労働省「障害者自立支援機器等開発促進事業」 に応募することを前提に,以下の4分野が対象:(1)肢体障害者の日常生活支援機器の開発,(2)視覚障害者の日常生活支援機器の開発,(3)聴覚障害者の日常生活支援機器の開発,(4)障害者のコミュニケーションを支援する機器の開発 委託額300万円/件程度 6/20
平成25年度グローバル技術連携支援事業 複数の中小企業者・小規模事業者等から構成される共同体が、技術流出防止、模倣品対策を図りながら海外展開を目指して取り組む試作開発と、販路開拓を支援 共同体 技術流出防止や模倣品対策を図りながら、海外展開を目指して行う試作開発(機械・器具・装置の高度化、材料の利用技術の開発、製品の開発、生産・加工法の高度化、システム・ソフトウェアの開発等)のうち技術的課題が明確なもの及び当該試作開発の成果に係る販路開拓の取組 2/3以内,単年度2,000万円まで;最大5,000万円(最長3年度) 2013/6/20
戦略的基盤技術高度化支援事業 鋳造、鍛造、切削加工、めっき等の22技術分野の向上につながる研究開発からその試作までの取組を支援 特定研究開発等計画(以下「法認定計画」という。)を基本とした研究開発等の事業 法認定を受けた共同体 合計2,300万円以下 2013/6/20
第2回創業補助金 女性や若者の地域での起業や後継者の新分野への挑戦を応援 起業・創業や第二創業を行う個人、中小企業・小規模事業者 1)地域需要創造型起業・創業,2)第2創業,3)海外需要獲得型起業・創業 いずれも2/3以内;上限:1)200万円,2)500万円,3)700万円 6/28
平成24年度補正「ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金」の2次公募 ものづくり中小企業・小規模事業者が中小企業経営力強化支援法の認定経営革新等支援機関(認定支援機関)等と連携しつつ実施する試作品の開発や設備投資等を支援 日本国内に本社・開発拠点を現に有する中小企業者 ものづくり高度化法ものづくり高度化法指定22分野の技術を活用,5つの類型のいずれかに合致 2/3以内,100〜1,000万円 7/10