農商工連携ビジネスフェアに参加

6次産業化プランナーの魚野です。本日は午後からアイリス愛知で開かれた農商工連携ビジネスフェアに参加。その後は某機関の方と、来年度上半期に入るかもしれない中国での仕事について、打ち合わせをしてきました。

ビジネスフェアのほうはいいとも愛知運動に参加されている農林漁業者さんをはじめとして、食品関係者がごった返す状態。愛知県の山間地商品開発支援事業で関わったNさん、A組合さん、6次産業化で支援中のI農園さん、N農園さん、地域資源活用プログラムで関わりがあったH社さん、農商工連携で関わりがあるM社さん、その他N社さん、愛知県食品産業協議会の皆様、東海農政局、中部経産局、中小機構中部支部の方々とご挨拶や情報交換。その場で商品パッケージデザインや展示の仕方のアドバイス等もしながら、場合によっては経営戦略の視点も入れつつ、ディスカッションを。

中国での仕事の方は、まだ打診の段階なのですが、お受けするとしたらとても面白く、やりがいの有りそうな仕事のようです。一人では受け切れなさそうなので、W先生も引き入れて打ち合わせ。

それにしても2月から3月にかけては展示会ばかりいってますね。

大阪出張

6次産業化プランナーの魚野です。今日は大阪に出張し、アグリフード大阪2012、シーフードショー大阪2012に参加してきました。目的は関わっている事業者さんの扱う商品分野の業界団体が作成した品質管理マニュアルの説明を聞きに行くことと、大阪で訴訟を手伝った高校の同級生に会いに。

品質管理マニュアルのほうは、いろいろ収穫がありました。まず、マニュアル作成に携わられた業界団体の責任者の方とお知り合いになれたこと。これは、事業者さんが今後、HACCPに準じた衛生管理に移行する際、助言をいただけるのではと期待してです。そして、重要管理点や危害分析の例が手に入ったこと。魚野の経験分野は元の勤め先の関係で、やはり野菜や飲料、レトルト食品が中心です。違う分野に関わるときは、慎重に進めないとと思い、今回は自費で情報収集。

意外な成果としては、三重県の事業者さんをはじめ、地域資源活用プログラムや農商工連携、6次産業化で支援させていただいた/させていただいている事業者さんが結構いらっしゃったこと。事前に参加者をチェックしていなかったので、会場で手続きをすませていつものとおり出展者の名前をチェックしていて驚きました。T社さん、N社さん、M社さん、K農園さん、H社さん、G社さん。各ブースを順次まわってご挨拶。名刺だけですが、いま支援しているUさんのお姿も。

以外といえば、大阪市営地下鉄でICOCAが使えたこと—ただし、切符は買えない。逆に、MANACAが使えなかったこと。ATCの会場までたどり着くのに、シーフロントのショッピングセンターを抜けていったのですが、本当に展示会をやっているのかと不安になるくらい、普通のビルっぽい場所をぬけていったこと。

展示会での情報収集の後は、高裁での訴訟を手伝った高校の同級生、N君と食事。手伝いはボランティアだったのですが、食事をごちそうさせて欲しいといわれていて、ようやく実現しました。こちらの希望でイタリアンに。愛想の良い担当さんに恵まれ、さんざん近況報告だの昨今の政治経済状況に対する批評だの。N君は現在医学部に在籍しているのですが、白い巨塔の世界がそのまんま残っていると宣っていました。うーん、彼の立ち居振る舞いは高校生の頃から独特だったのですが—生徒会長として演劇鑑賞会の挨拶に立った時にたった3秒で終わってひっこんだりとか—、あいかわらず、世の中を別世界のような所から眺めているようです。まぁそれは、魚野の場合もそうかもしれませんが。

で、ちょこっと大阪・難波の観光案内をしてもらい、名古屋に帰りました。単なる日記になってしまった… :-P

道頓堀近くにて見かけた某ロボットアニメの登場ロボット...ではなく、ふぐ料理店の看板。

2012/01/21 会計情報論質問一覧

大同大学2011年度後期開講 会計情報論(第14回目)  質問と回答一覧

講評

本年度第14回目の講義。土曜日の補講となったため,若干人数は減ったが,試験直前ということもあり,熱心な受講者ばかりであった。今回の質問では,社会で話題になっている社会保障と税の一体改革の話や,魚野の講義スタイルについての意見などが目についた。また,最終回の講義であったため,会計を学んだことが役に立ちそうだという前向きな意識—ただし,単位を機にしている学生も多いとのことだったので,幾分かは潤色されているだろうが—が垣間見えた。

 

2011/12/21 会計情報論質問一覧

大同大学2011年度後期開講 会計情報論(第10回目) 質問と回答一覧

講評

本年度第10回目の講義。資金調達に関する講義だが,そもそも銀行とはどんな事業をしているところか,中国と日本の経済状況の違いと,それが資金調達に及ぼす影響,内部金融や外部金融の違いといったことなどを紹介した。 質問は,金利の低さに関する事柄が目立った。事業のための資金調達になじみのない学生には,預金金利には多少実感がこもった話となったのだろう。また,税と社会保険一体改革の話題が登り始めていたので,年金に関する質問もめだった。総じて,年金の仕組みを理解していないで不安ばかりが先に立つという様子が見て取れる。社会保険についてはやや会計情報論の講義内容の本旨とはずれてしまうが,毎年,簡単に社会保険の仕組みを紹介した上で,制度をどうするかは有権者の選択なのだから,政治に関心を持ち,考え,行動することが大切だと話している。

2012年を考える

昨日、参加している勉強会のテーマが2012年のマーケティングトレンド予想というものでした。メーカー出身、技術系の属性の私は、普段はこういう予測めいたことはやらないのですが、他のメンバーの発表を聞いているうちに面白そうなので自分もやってみようと、急遽つくってみることにしました。これから数年の変化という視点で考え、自分が何をしていくべきかを考えてみました。

世界政治・経済と日本政治・経済

見通し悪い世界

今年は米・中・露で国家リーダー達の選挙や世代交代があります。世界の方向性は、これらが終わってみないと見出しにくそうです。

 変わらない、変われない日本

団塊世代が年金受給年齢にまもなく達するため、このままでいくと日本の財政破綻までの猶予はあと数年といったことろですが、却ってそれが、まだ時間があるという捉え方にもつながってしまっていまい、改革を遅らせています。人口割合でも投票率でも影響力が大きい高齢者、既存利権団体、こうした特定受益集団への過剰な配慮を断ち切ることができるのか、政治家の見識が問われる場面です。欧州経済は不透明、米国経済は穏やかな回復を予想しますが、そうなると、円高傾向が続き、製造業の空洞化や中国頼みの世界経済という構造は続きそうです。モノづくり一辺倒ではなく、通商国家として生き残る道を探らざるを得ないでしょう。もちろんその場合、得意の産業分野・商品分野に集中するという戦略が効果的です。

SNSとスマホで変わる先進国社会

どこでもドアサービス

携帯電話の第4世代高速データ回線技術(いわゆる4G)を使ったデータ通信サービスが今年、順次サービスを開始します。SNS、スマートフォン、クラウドの組合せは、どこでもドアを実現しているようなもの。

新ムラ社会

ソーシャル・ネットワークが普及すると、経済発展によって地縁・血縁をもとにした人間関係がかなり希薄になっていた社会の人間関係が変わりそうです。興味・関心縁をもとにした濃い関係を取り戻し、ただ、来る者拒まず、去る者追わず、の離合集散が当たり前の関係ともなりそうです。

マスメディア・マス広告の影響力激減

情報爆発が起こる中、人びとは、接する情報の選別の手間を省くため、信頼できそうな情報ソースを頼るようになり、メールやウェブ検索の利用は相対的に少なくなり、FacebookやTwitterのようなSNS内の世界のサービスの利用に移行していくでしょう。

また、誰もが情報発信できる世界となり、「隠されているもので現れないものはない」という世界になりつつある今、各種の既存広告手段はますます反応率が悪くなりそうです。

有閑団塊世代の出現

10年くらい前から、団塊世代の退職で技術継承ができなくなるのではという心配がされていましたが、いよいよ彼らが年金受給年齢に到達します。日本政府の財政破綻懸念と表裏一体の問題ではありますが、年金と社会保障の一体改革をある程度進めることができれば、時間とお金に余裕がある元気老人が社会に大量出現し、若いころに実現出来なかった「遊び」を始める人も大いに出てくるのでは。

農林水産業の6次産業化

農林水産事業者が加工、流通、サービスをも取り込む6次産業化、2011年は政府の後押しも始まり、じわりと始動した年となりました。新しい取り組みは誰でも成功できるわけではなく、衛生事故や投資の失敗が懸念されますが、地域の特色を生かした商品、サービスが復活してきそうです。

地域政党ブーム

大阪都構想は前進するでしょうし、他の地域にも波及し、例えば中京都構想ももう少し具体的な構想が見えてくるようになりましょう。個人的には、その手段として減税だったりナショナリズムを使うという手法には大いに違和感を抱いておりますが。

もっともこの問題、公務員の削減も大事なテーマではありますが、公務員の流動化(身分保障を止め、途中採用、有期雇用を大いに取り入れる)が鍵ではないかと思っておりますが、その実現は難しいでしょうね。

魚野の動き

以上が、魚野が思う、ここ数年の社会の主要な変化予想です。ではこうした変化にどう対応するか。

希望を語る

希望を語りあい、前向きな事業者さんと学び合いを進めていきたいです。日本は過去2,000年間、世界の中でかなり存在感のある名誉ある地位を占めてきました。それはこれからも変わりないと信じています。

誰を支援するか

大きな理念としては”Made with the Japanese Spirits” 日本魂(ニッポンだましい)、あるいは日本道(ニッポンどう)で練り上げた製品・サービスを提供する事業者を支援していきます。そこには、長期的な行く末を見据えつつ、目の前のことに真摯に打ち込み、飽くなき改善を求める求道精神や、簡素を尊ぶ精神があるはずです。

今年、何をするか

中小企業診断士、6次産業化プランナーとしての経営戦略構築・遂行支援を続けます。特に山間地や小規模事業者を中心とした、SNS利用が効果的だと思われる事業者、支援者さんと、学び合い、気づきの場を提供することを考えていきます。

魚野スタイル

愛知県6次産業化プランナーの魚野です。師走も12日となり,ここ2,3日は早くもよいお年をなぞと挨拶しはじめました。今までとは少し違うスタイルで,事務所ブログを更新しています。

総合化事業(6次産業化)法認定支援

6 次産業化プランナーの主な業務は総合化事業の法認定(いわゆる6次産業化の認定)と,その実施の支援の仕事です。2011年の東海農政局管内では年3回の 審査の機会がありますが,プランナーの業務が動き出したのは夏以降でした。今は担当事業者さんの数がどんどん増えており,すでに認定を取られた6事業者さ ん,本格的に法認定を目指す事業者さん数社を担当しています。

認定をめざす事業者さんとの関わり

認定を目指す事業者さん とは,特に申請書の締め切り前の1ヶ月くらいは週に1回以上おじゃまし,経営計画づくりのサポートをするわけですが,この時活躍するのがプロジェクター。 目の前で申請書や経営計画の数値を変えてみたりでき,話が早いだけでなく,その場で出た疑問をネット上で過程をお見せしながら調べるので,以降,事業者さ んがその検索方法や情報元がどこかといったことを活用できるというメリットがあります。画面を見ながら打ち合わせをするので,脱線しにくいという特長も。

認定を取られた事業者さんへの対応

月 に1度くらいの訪問を目標に活動していますが,それくらいでは事業推進をサポートするのに不安を感じることもありますので,魚野の場合は事業者さんに facebookの活用をお勧めし,日常の活動の把握や,困りごとの迅速な相談にのるなどの工夫をしています。今後,どんどん担当事業者さんの数が増えて いく一方で,手当ても自分自身の時間も(そしてもちろん事業者さんの時間も)限りがありますから,こんな方法を使っています。

2011/12/08会計情報論質問一覧

大同大学2011年度後期開講会計情報論(第9回目) 質問と回答一覧

講評

本年度第9回目の講義。原価管理の2回目だが,前半では標準原価計算という考え方の紹介をし,期が過ぎないと原価が計算できない実際原価計算を補う標準原価計算という位置づけを行った。また,後半では損益分岐点分析を紹介し,固定費,変動費といった原価の分類,固定費の割合が多い場合,少ない場合でどのような影響が生ずるか,経営立て直しの際に固定費を削減する意味などを紹介した。

今回は質問が損益分岐点分析関連に集中した。固定費,変動費という考え方を学校教育の場で学ぶことはほとんどない一方,固定費の割合が少ない,多いということで利益が出やすい,出にくいという日常のことがらに結びつく構造は,学生にとっては新鮮であろう。ことに,むやみに経費を削減することばかり指示されていた場合には,そんな考え方もあるのかと驚きにつながったようだ。

当然のことながら損益分岐点分析が実務上どれほど役立つかといえば直接的にはほとんどないと言わざるを得ないが,固定費や初期投資額を抑えることの重要性を認識してくれれば,この講義をした甲斐があるというものである。

 

2011/10/12会計情報論質問一覧

大同大学2011年度後期開講会計情報論(第2回目) 質問と回答一覧

講評

本年度第2回目の講義。価格(市場原理)や棚卸などといった、会計の話をする上で関わりがあり、かつ、身近かつ内容がよく知られていない概念の紹介と、貸借対照表、損益計算書の構造の紹介をした。

例年、実地棚卸や帳簿棚卸の区別はつくが、なぜ両方必要かという疑問を抱く学生が多い。効率と正確さを両方追い求めることが必要等前提で、場面場面に応じてどちらか片方が優先されるということを説明するが、ひとつの視点にこだわる学生が多い。理系の学校故?。今年は、私の発音が悪かったのか、実施棚卸と誤記した学生が2名いた。

また、「人」が会計上の資産ではないということを紹介するのも例年のことだが、これについての質問も多かった(なぜそうではないかは、考えて欲しいので講義中では説明しない)。

「人」が一般的な概念で言う会社の「資産」にあたることは間違いがない。しかしここで紹介しているのは会計上の資産である(このことも、毎年、講義の中で説明している)。会計上の資産は会社が自由に処分できる、つまり所有するモノ(有形か無形かを問わず)である。労働者や経営者は会社と労働契約や経営の委託契約を交わした間柄であり、契約内容にしばられ(法律などで定められたきつい制約が適用される場合はそちら優先)、自由に処分できるものではない。それ故、「人」は会計上は資産扱いはされない。

 

 

2011/09/28会計情報論質問一覧

大同大学2011年度後期開講会計情報論 質問と回答一覧

講評

第1回目の講義ということで,前半は講義のガイダンス,後半は,なぜ会計を学ぶことが大切かという説明のため,米国の金融機関系シンクタンクが発表した将来の世界各国のGDP予想などを題材に,これから必要とされる人材(人財)像を演習の中で考えてもらった。

まだ質問票システムに慣れていないため,学生の多くは演習の回答を記載したが,それ以外には,今後の世界経済の動向を知りたがる質問が目立った。

いずれにしても,なぜそう考えるのかという根拠を示す割合が少なく,示されていたとしても事実誤認や思い込みによる決め付けがあるものが目立つ。今後,対話形式の講義を行なっていくが,その中で,結論,理由,事例といったロジカルな表現形式を身につけさせるよう指導していきたい。