‘論評’ カテゴリーのアーカイブ

読書メモ:ビジョナリーカンパニー3

2010 年 8 月 29 日 日曜日

課題本:ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階

1年ぶりくらいに読書会に出席した際の課題本。出席を再開した目的は,
仕事や個人環境の激変の中で,コミュニケーションで刺激を受けたかっ
たため。

また,課題本を読む目的として,仕事(コンサルティング)で応用でき
そうなヒントと,してはいけないアドバイスのヒントをもらうことを設
定した。

自己流マインドマップを作って参加したが,その過程で感じたのは,洋
書の例にもれず,構成がしっかりしていて話の展開がロジカルなこと,
論拠として事例を多数引用していること。「2」を読まないとわからな
いことがあるようなので,急遽,会場に向かうバスの中で,積ん読だっ
た「2」をざっと速読。偉大な企業が没落したという事例紹介と5段階
が「3」の新しいところで,その他は結構重なっているなと感じつつ,
会場入り。

会に参加して得た刺激としては,あぁやっぱり日本は今何段階だろうと
考える人が多いのだなぁという感慨と,ざっと読みだけではいざという
時に論拠としてぱっと本の何ページにこうこう書いてあったと指摘でき
ないもどかしさ,参加者の紹介されたバイクメーカー盛衰史の内容が
仕事に使えそうなこと,など。

応用できそうなヒントとしては,段階が進んでいても,リーダーにめぐ
まれれば復活できるという点と,そのリーダーに求められる資質条件,
してはいけないという意味で参考になりそうなことは見つけられなかっ
たが,今関わっている事業者さんが一発逆転策をとるのを支援している
ので,第五水準リーダーシップの発揮を促さなくてはと思った次第。


読書メモ 外国語で発想するための日本語レッスン

2010 年 8 月 22 日 日曜日

先日の研修で速読した外国語で発想するための日本語レッスンを今晩はもう一度じっくり読んでみた。文章を分析的に読み,解釈と批判を加えるという欧米的な読書技術を扱った本である。自分の日本社会での違和感の要因の一つを発見するという思わぬ拾い物に少し感動した。先日参加した研修は,フォトリーディングという速読法の講座で,教材として読みたい本を二冊持参せよとのことであった。講座では二日間の間にフォトリーディングやその他の速読技術を繰り返して実践し,身につけるというもので、勝間和代氏や神田昌典氏の名前と共によく人々の口の端に載るようになってきたあれだ。

冒頭で紹介した本はたまたま前日書店をぶらついていた時に目に止まった本で,来週行う自分が講師のコミュニケーション講座のネタ拾いのつもりで購入した。

前置きが長くなったが,著者は,日本の国語教育の特徴として正答のある問い,登場人物の感情を想像することなどを重視するのに対し,欧米は文章について分析をさせ,論理的に説明させることを重視していると指摘している。欧米の教育事情は知らないが、少なくともこの本で紹介する講義の展開を重ねれば,生徒の論理性はかなり伸びるのではないかと思わされた。

中国の人たちは一般に理屈をたたみかける話し方をするが,それは多民族から構成されるという要因と、科学主義を標榜した共産主義社会という雰囲気によって熟成されたのかと思っていたが、国語教育が欧米式という可能性もあるなと思う。

そういうわけで中国の国語教育について興味をかきたてられたが,あいにく今はそれについて情報を提供してくれたり、つっこんだ議論をする相手が思い当たらない。そのうち,現地に行った時にでも調査してこようと思う。

中国の学問の自由

2010 年 4 月 27 日 火曜日

中国では学問の世界においても共産党の指導のもとというのが今までの常識だったが,一つの波紋が今,中国で広がっているようである。昨日,筆者はたまたま在日中国人を中心とした研究者ネットワークに参加したが,そこで見聞きしたことを含め,中国における学問の自由を考える。

最近,元北京大学学長許智宏氏が華中科技大学で行った「科学精神と実践」講座の講演が,中国国内で大きな反響をよんだ。武漢を拠点とする長江日報が講演の内容を伝えたところ,その内容がインターネット上のニュースサイトなどを中心に次々と転載され,ネット上で議論が巻き起こったとのことである(数万人が意見を述べたと伝える「漢網」)。講演の中で,許智宏氏は,「中国目前没有世界一流大学(今,中国には世界一流といえる大学はない)」と述べており,ネット上では賛同の声で溢れていたという。

世界一流大学の仲間入りのプロジェクトは,北京大学では1998年5月4日の北京大学百周年記念式典で発表されたもので,総額300億元以上(日本円で約3,900億円)の投資になるであろうとのことである。設備や教員たちは世界一流といえる部分もおそらくはあるであろう。しかし許氏は,国際的知名度,人類文明への影響と社会経済発展の成果,人類文明に大いに貢献する優秀な学生の輩出という3つの基準において,中国にはまだ世界一流といえる大学はないという。

中国では,法律の規制により,ニュースを独自にインターネット上で発信することはごく限られた組織しか出来ず,一般サイトやマスコミは,こうした公認サイトからならニュースを転載・発信して良いことになっている。それゆえ,こうした本音や社会の実態といったような発言やニュースが公認サイトから発信されると,瞬く間に転載されていく。そうした中で,「ネット上で議論が行われ,行政との関係を断ち切らなければ,中国のアカデミー界は何時まで経っても一 流になれないという意見が多くの賛同を得た」などと,間接的な表現で,巧みに本音を伝える意見が掲載されたりする。

また,教育界,学問の世界での共産党の影響力も未だ強い。共産党青年団への加入は学生の間では,名誉なことと考えられているーーーただ,必ずしも共産主義の理想に共鳴してという理由で加入する学生は多くないのが現在の実態のようだが。現在執行されている政策に対する批判も,以前のようなタブーではなくなり,活発に対案や批判が公の場でなされるようになったが,一党独裁に対する批判は,少なくとも影響力のある知識人がそれを行えば,投獄などの可能性もある。

では海外の中国人研究者たちの学問の自由はどのようなものだろうか。

アカデミックの世界には非常勤講師としてしか関わってきていないが,筆者はたまたま昨日,研究者ネットワークの集まりに加入してきた。加入したのは在日中国人研究者を中心とした研究者のネットワークであり,日本人研究者の加入者の割合は1/4であった。当日は中日中国大使館の公使参事官ら行政担当者も出席し,挨拶もされた。会のリーダーは冒頭の挨拶で行政の「指導」をいただきながらという表現をつかい,日本の産業界の人士が役所の人間にへりくだる時に使うのと全く同じ表現で,行政への気遣いをした。また,担当者が,研究発表を聴講するとともに,ディスカッションにも加わった。

こうした経験ひとつだけで,在外中国人研究者が中国政府の影響下にあると主張するつもりはない。来日した政府関係者から,中国の行政の現状を嘆き,一党独裁制に対する疑問の声を聞いたこともあるし,中国国内でも,個人同士の対話の場では,政府に対する批判はよく耳にするようになった。

だが,ネットワーク上の議論で,「行政の影響を排除しなければ一流になれない」といった意見に賛同が多く集まる現状を見ると,実態としてはその逆(影響が未だ強い状況)であり,それを変えたほうがよいという考えを持っている人も多いが,実現はしていないということなのだろう。

学問の自由,つまり政府の監督を受けないという考え方が西側の研究者社会のみならず,司法の分野でも強く意識されている。逆にそうしたことが,校内暴力などの秩序の崩壊や,学力・研究力の低下につながっているという批判もあるが,大学など高等教育機関の自治は長い時代を経て育まれてきた統治原理の一つであり,学問の世界が政府とは独自の立場にあることが許されることは,思想・信条の自由にもつながる市民の権利の一つだ。だが,中国では今でもそうした考えはとらず,共産党や行政の管理体制が未だ学問の世界でも残っており,在外研究者もそうした体制から全く逃れられているわけではなさそうだ。

海角7号を見てきた

2010 年 1 月 23 日 土曜日

知人と海角7号を見てきた。台湾で,好成績を収めたという映画だ。なんでも台湾映画としては,台湾での興行収入第一位とか。日本人も多数出演しており,日本と縁の深い地域でつくられた映画として,日本統治時代に関わるエピソードをからめたり,日本人や日本経済との関わりを入れ込むなど,なるほどなと思う。

映画の内容自体は,努力しても報われていなかった人たちが互いにぶつかり合う中で,理解しあい,最後に…というもので,ストーリーとしては王道の類だ。ところどころ笑えるよう,泣かせるよう,スパイス的な要素も取り入れられ,後半は飽きさせない。台湾のガチャガチャ感だとか,日本や日本人への複雑な思いとか,そんなところも映像やセリフのあちこちから伝わってきて,台湾や中国に興味を持っている人ならそんなところも楽しめるだろう。個人的には日本語,台湾語,中国語の三種類が聞けるということでも楽しい時間だった。

日本人の出演者たち,ことに中国語をしゃべり,台湾で働いているという主役級は,たくさんの中国語のセリフを使いこなすのに大変だったろう。そこそこ聞ける中国語になっていて,役柄でも完璧でない中国語を話すということになっていることもあり,それほど妙な感じはなかった。一方で,長い日本語のセリフをしゃべるときは棒読みかと思わせるような違和感があった。

なぜ,この映画が興行収入一位になったのかと興味をもってみてみたが,自分なりの結論は,努力しているのにあまり報われていない人たちの姿が,国際社会の中での台湾の姿に重なることもひとつの要因かなと思った。大陸の経済発展や,それに伴なう外交圧力などにより,台湾の国際社会での地位は相対的にかなり低下してきている。自分たちは民主化だとか経済建設でこんなに努力しているのに,それほど成功している人たち(国)とちがわないのにという思いと共通点があるように思う。

もっとも,一緒に見に行った留学生はそれは違うんじゃないかという意見のようで,主にエンターテイメントとしての面白さを挙げていた。この留学生はしょっちゅう映画を見ているので,生涯でまだ10本くらいしか見ていない自分の意見よりは的確なのかもとその場では思ったが,一位の座を得るほどの秘密が何にあると考えているかは,聞きそびれてしまった。

たまには映画もいいものです。次は「泣きながら生きて」かな。

[日誌]KG-PL105Sインプレッション(1)-小型LEDプロジェクタがやってきた

2009 年 9 月 12 日 土曜日

加賀電子の小型LEDプロジェクタ,KG-PL105Sが我が家にやってきた。まずは外観や,同梱物などについての印象を。

大きさはメーカーのサイトなどで知ることができる。突起部分はゴム脚やフォーカスリングが多少あるくらいで,ほとんど立方体だ。電源部分がアダプター方式なので,本体はそれほど重いとは感じない。もっとも,アダプタをあわせた重さは結構あり,持ち歩くのを考えると,多少大きさが大きくなってもいいから,電源部分を一体化して欲しいと思う。

キャンペーン中だったこともあり,スクリーンとバッグをつけてもらったが,製品にはソフトケースが同梱されている。ウレタンの袋が2つついていて,どうつかうのかとまどったが,タグが「TAXAN」と「Accessories」になっていて,どうやら大きい方に電源アダプタやコード類を収納するようだ。

今のところ,一番気になっているのがレンズ部分にカバーがないことである。レンズがむき出しになっており,本体の面からやや引っ込んではいるものの,持ち歩いている最中に傷つけはしないかとかなり心配である。

動作音はそこそこ静かだが,LEDランプだからといってファン無しでは済まされないようだ。筐体が小型なこともあり,ファンがどうしても小型になって回転数を挙げざるを得ないのか,風切り音がする。もっとも,試してみた自室での使用では,画像に集中すれば気にならないし,ラジオが鳴っていたり,室外の風にそよぐ枝の音などがかき消してしまう程度の音量だ。

外観はシンプルで,本体に搭載されているボタンの照明も,設定によって消すことが可能。注意書きなどは日本語の他に,中国語(簡体字)や英語などが表示されている。本体のメニューでは表示言語に日本語,英語,簡体字,フランス語,スペイン語が選択できる。マニュアルは日本語と英語での表記があった。

次回は出先での事業者との面談に使うことを主な目的に,LEDプロジェクタの実力を試してみたい。

写真1 KG-PL105S – 包装の段ボール。本体は韓国製らしい。

写真2 KG-PL105S – 大きさの比較のため,単3電池をおいてみた。

写真3 KG-PL105S -同梱のリモコン,投射レンズ付近。

写真4 KG-PL105S – 複数の機械をつなぐ構成になるので接地してくださいとのこと。

[日記]特別公務員が憲法を知らない?

2009 年 8 月 16 日 日曜日

麻生さんが憲法9条に書いてある表現を盛り込んだ文章を読み間違えたことがニュースになっています。それもよりにもよって,戦没者追悼式の式文で。憲法は,政府が暴走しないように枠をはめる公法の代表格で,遵守義務は主に政府関係者が対象となっているはずですが,総理はこの部分,声に出して読んだことは無いのでしょうかね。

[日誌]カイゼンがもたらすもの

2009 年 8 月 10 日 月曜日

8月初旬,アメリカのスターバックスがトヨタ流の「カイゼン」を取り入れて業績が回復していることについての報道を受け,いくつかのサイトで批判的な趣旨のとりあげ方がされていた(ex. 47newsの記事Business Media 誠での記事)。コーヒーが素早くきちんと提供できるように取り組むことと,客が気持ちよく過ごす時間と空間を提供することが矛盾すると関係者が考えているとしたら,いまだ「カイゼン」の価値や内容を正確に認識していないといえるのではないか。

「カイゼン」について批判的に述べられた記事を読んでみると,スターバックスが,工場のような効率の改善を重視したら,同社が重視してきた雰囲気,もてなし,コーヒーなどについてのこだわりを軽視するのではないかという懸念があるようだ。そこには,確かに無駄を排除し,効率化を目指すという「カイゼン」の一断面がとらえられている。

しかし,「カイゼン」については効率化の実現の他にもうひとつ着目すべき点がある。自分(たち)の仕事のやりかたを見直し,改善案を提案し,実際に効果を上げていくことがもたらす組織づくり,ひとづくりが進む方策となり得るという点だ。ムダを発見することは,観察や気づきの力を伸ばすし,効果を実感することは,参加者の自己評価の向上につながる。

人育ち,組織育ちの支援には,成果重視の考え方の他に,過程重視,人間関係重視などの視点がある。「カイゼン」について反射的に批判する人たちの間には,「カイゼン」が成果を出すことを最重視しているという思い込みがあるのではないだろうか。

実際に「カイゼン」活動を通じて組織の活性化をはかってきた経験からすれば,効率向上の成果のみを重視し,評価することは禁じ手の一つだといえる。参加者が取り組んでいる活動内容の成果を最大化するための支援は大いに大切だが,成果が最大の目的になってしまうと活動や考えのおしつけになり,参加者の自主的な取組の気持ちが失われ,結果として全体の成果は小さくなってしまう。逆に,おしつけがなければ,スターバックスの例で言えば,よいコーヒーとよいサービスで心地よい時空間を提供しようという会社のアイデンティティと矛盾するようなアイディアは,スターバックスのような経営理念がきちんと従業員や社会に浸透した会社内であれば,自然に排除されていくだろう。

取り組んでいる事業所の中で,効率化重視に対する疑問が多く出ているのだとしたら,それはいまだ「カイゼン」活動の趣旨がうまく伝わっていないのだろう。活動の推進側にも,業務成果と組織活性化の両方をバランスよく目指す感覚が求められるし,報道,コメントする側も,この日本が発見した一流の経営手法の根本をふまえた報道や応援,批判がほしいところだ。

[日記]おくりびとを観てきた

2009 年 3 月 21 日 土曜日

昨日は知人と映画を観に三好まで出かけてきた。おめあてはアカデミー賞外国語映画賞受賞のおくりびと。たまたま1000円デーだったようで,朝一番に間に合うように行ったのだが,結局は昼一番の上映を観ることになった。

映画を観た直後の感想は,奥さん,できすぎ。

広末涼子演じる妻の姿は,黙って耐えて夫についていくという古い日本女性の考え方,行動を具現化したもの。自分だったらああいった人生の困難に当たったら,夫婦としてもっといろいろ互いにきちんと話しをながら物事を一緒に決めていきたいし,パートナーとして自分なりの意見を言ってもらい,こちらの考えも聞いてもらいたい。すべてを,何も聞かないで受け入れるというのは,どうも違和感を感じた。

もうひとつ。白鳥の映像がたびたび使われるのだが,これもあまりに,何かを象徴していますよという場面としての使われ方で,少年少女向けの漫画やテレビ番組を見ているような感覚を覚えた。

もっとも,納棺の所作は美しいし,東北の自然や葬儀の様子もものめずらしく,自分なりに楽しんできた。同行の知人は,友人が感動したというので期待していたが,それほどではなかったとのこと。聞いてみると,友人というのは来日二年目の人とのことで,外国人受けするだろうなぁという感想も,それほど的外れではないみたい。

この知人とは,6月に京劇,覇王別姫を一緒に見に行く。どんな意見交換ができるか,今から楽しみである。

[IT]クラウドの世界

2009 年 1 月 28 日 水曜日

先日よりDropBoxというサービスを使い始めた。複数のコンピュータ間でファイルの同期をネットワーク経由でとってくれるサービスで,Mac OS XやWindows, Linuxの間で一貫性を保ってくれる,大変便利なものだ。年間1万円くらいの費用はかかるが,それくらいの価値はあると思う。

Macをずっと使ってきたので,Apple社が提供している同じようなサービスの MobileMe を本来ならば使いたい所だが,今の所,DropBoxのほうが,使いやすい。DropBoxのほうが,リアルタイム性が高く,一つのパソコンでのファイルの変更が早く他のパソコンに反映される。

MobileMeのいいところはファイルだけでなく,コンタクトリスト(連絡先)データや予定データを共有できる所だが,異なるOSの間で同期をとっていると,整合性がとれない場合も出てくるようだ。この点,連絡先の利用はMac または iPhone のみ,予定データはGoogleカレンダーを中心にMacやWindowsに展開という対応の方が齟齬がすくなさそうなので,そうしている。

ITクラウドなんて,自分には縁のない世界だと思っていたが,データをネットワークの向こう側においておくという点では,すっかりはまっている。セキュリティの確保という点でまだ甘いという問題はあるが,いずれ解決されていくのだろう。

[読書]お金は銀行に預けるな

2009 年 1 月 10 日 土曜日

発売からはずいぶん日がたってしまったが、勝間和代さんの著作、お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)を読んでみた。

多くの事柄が盛り込まれており、経済成長が鈍化する中で投資という考え方を多くの人に身に着けてもらいたいという著者の熱意が伝わってくるし、その使命感は金持ち父さんシリーズで有名なロバート・キヨサキ氏と共通していると感じる。

かなり多くの事柄を新書という制約の中で書き込んでいるので、ことに金融や投資の初心者は書かれていることすべてが理解できるというわけではないが、専門用語についてごく初歩的な理解や興味をもっている人ならば、次のステップに進む指針を得られるのではないだろうか。