ハルピン出身のおばさん


今日の夕飯はカツ丼屋さんで外食。そこで,日本語に独特のくせのある発音や表現がある年配の女性がいたので,支払いの時にちょっと話をしてみた。聞くと,やはりハルピン(中国の東北部にある中核都市のひとつ)から来たとのこと。

母語の影響というのは一定のパターンがあるなぁとあらためて思う。というのも,この女性のしゃべり方と,知り合いの中国東北出身の人達のしゃべり方にたくさんの共通点があるから。レジの締めをしていてうまく動かないのか,「どうして」などとつぶやくイントネーションとか,言葉の選びとか。シャーロックホームズは言葉を聞いてかなり細かく出身地を特定したことになっているが,事例をたくさん集めれば確かにそんな芸当も可能なんだろう。

かの女性は,年をとっているからなかなか日本語が上達しないといっていたが,なかなかどうして,しっかりした文法を使いこなしていて,構文はそんじょそこらの日本人よりしっかりしている。日本語を話すのに,日本人のように話す事を目標にする必要はないと思う。多様性を活力につなげたいなら,自分達と違う事をもってして否定的な評価を下していてはだめだ。発音や言い回しの正確さよりも,むしろ,正確な意思の伝達ができるかどうかを評価基準とするべき。

さてはて,そんな基準をたてたとき,自分は日本語をうまく話しているんだろうか。

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