狙われる診断士ネットワーク
ここのところ、知人の中小企業診断士*さんのSNSアカウント乗っ取りや偽アカウントの出現が相次いでいます。診断士資格を持つ人を狙っているのか、それとも同じ診断士資格保有者というセグメントが狙われたのか、資格は関係ないのか、なんとも言えませんが。
*中小企業診断士、経営コンサルタントの国家資格で、AIが活躍する時代でも生きる資格として注目されています。
独立開業されている人はSNS上でも実名で活動されている方が多く、コンテンツが豊富ですから素材を集めやすい、というのも狙われる要因の一つなのでしょうね。
最近は手口が巧妙で、一旦は狙われた人が普段しているような形式・内容で情報発信するという偽アカウントが出てきたりしています。そうなると、なかなか偽アカウントとは気づくことができません。あれ?フォローが解除されてしまったのかな?新しい分野で別内容を発信するために別アカウントを作ったのかな?などと解釈してうっかりフォローなどすると、別の人がその偽アカウントを見たときに、あ、あの人もフォローしているから本物だろう、などと思わせてしまい、いつの間にかそれなりの影響力を持つものになってしまうこともありそうです。
事業者支援をしている皆さん、改めて2FA(二要素認証)、使い回しや古いパスワードの変更といった従来の対策のほかに、生体認証や使用機材/環境の違いに基づくパスコードの設定など、やっていただければ幸いです。