[日記]非招待の飛翔体


先ほど飛翔体が発射されたとのこと。関係者の方々には最大限この機会を活かしきってほしいと思います。

今回の事態,日本政府にとっては警戒システムの訓練ができたり,閉塞感の強い六カ国協議だけでなく安保理での議題にのせる理由付けになったりと,活用できる要因がたくさんできました。人工衛星という理由付けからして第二弾はないでしょうし,懸念された部品落下などによる被害も今のところなかったばかりか,ブースターロケットがどうやら予定通りの地点に落ちなかったらしい—つまり技術的にはまだ問題点が存在するらしい—など,予測された中では日本にとってはかなりよい筋書に沿って事態は進んだようです

危機感をあおって自分たちの有利な状況を作り出そうとする相手の戦略にのる必要性は薄いでしょうし,事態をエスカレートさせても日本が得る利益は少ないでしょうから,あまり騒ぐのもいかがなものかと思いますが,この点,戦前の軍部と違い,自衛隊関係者はやるべきことを粛々と進めているようで,評価したいと思います。アメリカはすでにイラクとアフガンあたりで相当軍事力や外交資源を投入していますから,できれば北朝鮮と現時点ではことを構えたくないはず。北朝鮮側もこれを見越した動きなのでしょう。

中国ウォッチャーとしては,今後の中国の動きに注目したいと思います。