20130813 プランナー業務の進め方(01) 商品企画の支援その1


6次産業化プランナーの業務の進め方を紹介するシリーズ。以下は,魚野が個人的に採用している方法であり,他のプランナーとはかなり違いもあると思われるのでご承知おきください。

商品企画段階

6次産業化の最初期の段階では,農林漁業者さんが扱っている農林水産品の加工品にどんなものがあるか,そのカテゴリでどんな商品が市場で販売されているかを確認するあたりからはじまる。プランナー業務は経営戦略づくり支援をも含むのだが,いきなり大上段にかまえるとアイディアや考えが出てこなくなるので,想像しやすい商品の検討から入っていくことが多いのだ。

魚野のやり方としては,商品を検討する際は,その場でネット検索しながらというのが定番。プロジェクタとノートパソコンを持込み,事業者さんに検索している最中の画面を示しながら,連想を広げていただく。例えばある野菜のジュースというキーワードが最初に出てきたら,まずその野菜のジュース(清涼飲料水を含む)の画像を検索してみる。そうすると,販売されている既存商品がどんなデザインか,知ることができる。また,興味がわけば,品質仕様,例えば容量だとか,原材料だとかを,その画像を掲載しているおおもとのサイトに遡って調べる。

単に商品画像を見ているだけでも様々なことがわかる。デザインの傾向や,容器包装の実例,陳列の状態などだ。物資が溢れている日本では,どんなに中身がすぐれたものでも,販売時に消費者に気がついていただけるか,興味を持っていただけるかという要素に配慮していないと,勝負にならないことが多い。デザインは非常に重要なのだ。

さらに,関連する農林水産品について,Wikipediaの情報をひろったり,場合によってはアメリカやEU,香港など海外の政府機関や業界団体,消費者団体などのサイト内の情報を調べたりする。Wikipediaで英語名や学名が掲載されているので,それをヒントにたどっていくのだ。