OmniFocus 3 for iOS – OmniFocus 2 for Macとのデータ互換性


OmniFocus 3 for iOS のデータがOmniFocus 2 for Mac のデータとして使えるかが公式サイトに出ていたので,自分のために要約。結論としては使える。但し,いくつか注意点あり。元になったOmni社のページ「Using OmniFocus 3 for iOS with OmniFocus 2 for Mac」はこちら。現地時間2018年6月7日版に基づく。


OmniFocus 3 for iOS を OmniFocus 2 for Mac と一緒に使う

もし,すでに OmniFocus 2 for Mac を使っていて,OmniFocus 3 for iOS を新たに使おうとしている場合,OmniFocus 3 の新機能が OmniFocus 2 で使えるのか,気になるところだろう。

結論から言えば,最新版の OmniFocus 2 for Mac は,OmniFocus 3 for iOS と同時に使うことができる。ただし,いくつかの新機能は使えないか,あるいは異なった動作となるとのこと。

最新版とは,OmniFocus 2 for Mac 2.12.2 版以降とのことで,この条件を満たしていれば,データを OmniFccus 2 for Mac と同期させたときも,OmniFocus 3 の新機能で使われるデータは,それと配慮されるが,古い版を使っている場合,データベースのフォーマットに互換性がないというメッセージが出るとのこと。従い,OmniFocus 3 とデータを同期させるなら,OmniFocus 2.12.2 版以降が必要。

OmniFocus 3 の4つの新機能

OmniFocus 3 は以下の4つの新機能を持つ:1) タグ(旧コンテキスト),2) 新しいカスタムパースペクティブフォーマット,3) 繰り返し項目に関する新しい取扱い,及び4) 通知のカスタマイズ。

OmniFocus 2 での新機能の扱い

データ互換性が不安でアップグレードをためらう必要はない。OmniFocus 3 for Mac は2018年下半期には発売される予定だ。公開試験は2018年の夏の終わりまでに始まる予定。試験に参加するためには,公式サイトで試験関連情報を要望するページが公開されているので,そこでメールアドレスなどを登録しておけば,βテストの情報などを送ってくれる。

コンテキストとタグ

OmniFocus 2 のコンテキストは,OmniFocus 3 ではタグに置き換えられた。タグは,コンテキストが担ってきた役割をすべて果たすことができるだけでなく,プロジェクトやアクション項目に複数割り付けることも可能となった。今どき風だ。

ただし,OmniFocus 2 は,項目ごとに一つのコンテキストを割り当てることしか想定していないため,OmniFocus 3 で複数のタグを割り付けた場合,注意が必要。項目に複数割り当てたタグのうち,最初のタグがコンテキストとして表示され,その他のタグは,データとしては保持されるが表示されない,という扱いとなる。

ではタグの順序を編集するとどうなるか。もし OmniFocus 3 側でタグの順序を入れ替えた場合,最初の位置に入れ替わったタグがコンテキストとして扱われる。OmriFocus 2 側でコンテキストを削除した場合,その項目につけられていたすべてのタグが削除される。タグを残しておきたいなら,OmniFocus 2 でコンテキストを削除してはいけない。

カスタム・パースペクティブ ( Proのみ)

OmniFocus 3 Pro は,新しいタイプのカスタム・パースペクティブ・ルールを作成するツールを含む新しいパースペクティブ・エディタを導入した由。この新しいエディタを使って新規作成,あるいは編集されたカスタム・パースペクティブは,データベース間では同期されるが,OmniFocus 2 では表示されない。逆に,OmniFocus2 で作成され,OmniFocus 3 に同期されたカスタム・パースペクティブは,表示されるし編集することもできるし,OmniFocus 3 でパースペクティブを編集しても,バージョン間で同期は行われる。

OmniFocus 3 でカスタム・パースペクティブを編集する画面の最下段に,パースペクティブのアップグレードまたはダウングレードを行うためのオプションがある。元の規則を可能な限り保持しようとするが,損失の発生しうる変換であることに注意。

繰り返し項目

OmniFocus 3 には,アクションの繰り返しなどに関する新しい機能が追加された。OmniFocus 2 に比べ,選べる種類が増えたことから,OmniFocus 2 側では,OmniFocus 3 で作成された繰り返しの規則は表示されないし,編集もできない。しかしながら,繰り返しの規則そのものは OmniFocus 2 でも有効で,項目が完了とされると,設定された繰り返し規則にもとづいて新しい項目が設定されたりする。もちろん,OmniFocus 3 は,OmniFocus 2 で作られた繰り返し規則はすべて扱える。

カスタム通知

OmniFocus 3 には,個別の項目ごとに,カスタム通知を設定する機能が追加された。これにより,着手のタイミングでも,期限のタイミングでも,通知を受け取ることができるようになった。OmniFocus 2 for Mac での通知と,OmniFocus 3 for iOS の通知は,別々に扱われるということだ。OmniFocus 2 for Mac で設定した通知は,そのまま従来どおり動作する。そして OmniFocus 3 for iOS で設定された通知は,そのまま期待通りに動作する。どちらも干渉したり上書きされたりしない。iOS は macOS よりもしっかりと通知を届けてくれるので,両方使える環境にある場合,Omni 社としては OmniFocus 3 for iOS の通知を使うことをおすすめするとのこと。

以上