[日誌]討論を通じての知識獲得

参加しているmixiのコミュニティのひとつ、名古屋アウトプット勉強会にはいろんな分科会があるのだが、今日はそのひとつ、経済学部に出席してきた。アメリカの高校生が学ぶ経済学 原理から実践へという本をテキストに、FPさんが導きつつ参加者が討論するというもの。

今回は国際貿易や為替がテーマだったのだが、金本位制がなぜとりやめとなったのかといった単なる雑学以上の知識が求められる内容で、非常に楽しかった。

貿易や為替は実務経験があることから、オブザーバー参加のつもりがついつい説明をしだしてしまったが、FP(金融の専門家)から見た見方と診断士(経営の専門家)から見た見方とでは違いも見られるのだなぁと実感した。具体的には通貨の統合は進めるべきか否かといった点で意見が異なった。

この研究会を母体に、2月末には上海にいくとのことで、早速参加表明。JETRO上海や金融街の訪問など、楽しみである。

[読書]第8の習慣

mixiのコミュニティ、名古屋アウトプット勉強会の今月の課題本は第8の習慣 「効果」から「偉大」へであった。いわゆる自己啓発本で、私の中では成功本とでもいうべき分類の本である。

同じ著者の「7つの習慣―成功には原則があった!
」という本もよく売れており、分厚さにもめげず、目を通してみた。7つの習慣とは異なった軸を追加するとのことで、内なるヴォイスに耳を傾け、これを信じて進めということになろうかと思うが、キリスト教の発想を知らない一般的な日本人にとっては、ともかく信じてやってみるという人以外には少しわかりにくいだろうなという印象を持った。

当日の参加者には学生や社会人1年生といった20代の若者が多く参加していたため、あなたにとってヴォイスとは何か、あなたのヴォイスは何かと問うてみた。ミッションと理解している人が多かったが、加えて、良心ととらえる人もおり、進むべき道を社会全体が模索している中、自分自身のヴォイスが何か、まだわからないという人も多かった。

捜し求めながら挑戦することによって目指すべき道がはっきりわかるという実感を持っているので、若い人にはちょっとこくな質問かなという気もしたが、こうして真剣に考える姿を見ると、とても頼もしいものだと思う。

[読書]なぜ弁護士はウラを即座に見抜けるのか

企業の破産や再建を多く手がけたベテラン弁護士の手記。昨日、帰りがけに本屋に立ち寄り、購入した。薄めの本だからと就寝前に読み始めて2時間弱で読了、わくわくさせられた。現場や現物を重視する姿勢、経営者側の立場で臨みながら、従業員を大切にする気概に、なるほどこういった支援の仕方もあるのだなと思わされる。診断士も、業務によっては危篤状態の企業や、再起を図る企業にかかわることがあるが、筆者と同じように新しい発想、人を守るという発想を持ち続けたい。ちょこちょこ専門用語が出てくるので、企業会計や法律の勉強をしたことのない人には、多少ひっかかる部分があるかも。

なぜ弁護士はウラを即座に見抜けるのか? (リュウ・ブックス アステ新書)

[モノ]ideapadその2

本の間におしこんで取り出したらさっそく足ゴムがはずれた以外はいたって順調なideapadです。100万画素のカメラもMacBookと同様、画面の上部についているので試してみたいのですが、師走の忙しい時期にそうそう他人をまきこむのも申し訳なく、保留案件になっています。

AirMac Expressとの無線LAN接続もOK。WPAで接続されています。

稼働時間ですが、今の自分の使い方なら、特に困らないようです。今日は大学での講義に持ち込み、表計算ソフト(OpenOfficeのものを利用)を時々使い、演習の計算結果を確認しながら話をしてみましたが、バッテリでの稼働時間は少なくとも3時間は持つようです。

やはりこの大きさのMac OS Xが走る機器があるといいなぁ。

[モノ]Lenovo ideapad

外出時の作業用に、Lenovo ideapad S10e を購入した。このサイズのノートパソコンはPanasonicのLet’s Noteをイタリア出張用に購入して以来だから、実に10年ぶりくらいとなる。まだ使い始めて1日経過していないが、この時点で気づいた点をまとめておこう。

まず気になる動作速度だが、店頭での操作感と基本的に違わず、オフィス用途なら十分と思う。OpenOfficeでの文書の編集作業やブラウザでの閲覧は、多少待たされる場面がないではないが、いらいらさせられるほどではないと感じた。また、表面温度も直接肌に触れたりしても我慢できないほどの熱さはなく、なんとかこれなら許容範囲といったところだ。キーボードの沈み込みはなく、前述の表面温度とあわせてこの速度でこのつくりならお買い得、さすが元IBMと感じた。

気になった点もいくつかある。まずやはり、キーボードの大きさが変則的な点だ。ピリオドなど常用する記号類のキーの大きさがアルファベットキーの半分しかなく、最初は打鍵ミスを何度か経験した。これはB5ノートの宿命であり、ideapadのみ責められるべきものではないが、せめてコンマとピリオドのキーの位置が違和感のないような工夫をしてもらいたかったところである。それに、クリックボタンも小さく、やや押しづらい。

明らかに不具合と思われる点もある。標準添付のウイルス対策ソフトの導入で、ウィンドウが画面からはみ出していて、手順を先に勧められないのではないかと思わされる場面があった点だ。スクリーンの縦方向の解像度が多少低いことが影響しているのだろうが、標準添付品でこのような見逃しがあることはいただけない。同じく標準で稼動しているEnergy Managementというユーティリティは画面が日本語化されておらず、英語ができない日本人がまだまだ多い現状では、要改善点であろう。Windowsを起動せずとも最低限の作業ができるというふれこみの作業環境も試してみたが、明らかに使い勝手が悪く、自分のところでは使わないだろうと思った。具体的に最も気になったのはポインタの移動量制御が古めかしいもので、非常に違和感がある点である。

また、これは機器そのものではなく販売店の問題もあると思うが、展示機はバッテリが装着されておらず、標準添付の6セルバッテリが底面を浮かせるような構造になっていることをあらかじめ確認できないのは不親切と思った。近辺においてあったカタログにもバッテリの形状が違う、オプションの3セルバッテリを装着した写真が使われており、適切なものとはいえないだろう。

また、冷却ファンが時々回転するが、静かなところで使っていると頻繁にオンオフを繰り返すのでやや気になる。できれば回転制御などをかけて、よりストレスをやわらげてもらいたいものだ。

そのほか、電源アダプタは小型で、持ち運びは楽そうである。また、筐体全体はプラスチックではあるものの、バリなどが残っているわけではなく、このあたりは日本向けの製品の外装としては及第点がつけられる。液晶パネルを支えるヒンジはしっかりと止まり、不安感はない。

また、せっかくBluetooth機能がついていりのだが、個人的に期待していたAppleのアルミキーボードやmightymouseは認識はされるものの、ペアリングがうまくいかなかったため、現時点では使用できない。

その後、Windows XP SP3を適用し、メニューバー内のSynapticsポインティングデバイスからmightymouseを登録(パスキーは0000)したところ、縦スクロール機能つきのワイヤレスマウスとして機能するようになった。12/14 09:40 追記

最も気になるバッテリのもち具合については、今後、実稼動場面で検証していきたい。

[日記]大暴落1929

先日読書会という名の勉強会に出席,ファシリテータを担当してきた。課題本はガルブレイズの大暴落1929。あいもかわらず参加者が多彩であったが,担当グループでは経済に興味を持って自ら投資を行ったりする人と,日頃は興味がなかったが課題本にとりあげられたのを機会に挑戦してみたというニ派にわかれた。

本書の内容そのものは第二次大戦直前の大恐慌の進行を振り返るもので、今まさに進行している金融危機に端を発した景気悪化に似た内容の記述を随処で見かける。国内政治が機能不全に陥るなか,折しも国際機関が世界経済が日本の失われた10年と同様の状態に陥る可能性があるとの警告を発した。

悪化が懸念される中,本書から教訓を引き出せる人も多いだろう。

[読書]時が滲む朝—帯の文句

ワンちゃんに引き続き,楊逸女史の芥川賞受賞作,時が滲む朝を読んでみた。

帯には民主化勢力の青春と挫折とか,国を民主国家にしていくのは云々など,勇ましい言葉や目を引く言葉が並んでいる。文芸春秋社が日本国内ではどちらかというと保守的な価値観を大切にする出版社だが,作品の中身を帯から伝えるには,ちょっとバイアスがかかった抜粋の仕方だと思う。作品の中では民主化運動のことはあくまで主人公の活動にそういうことに関わってきた面があるという扱いだと思うのだ。

作者のねらった作品のポイントは,純粋な生き方,言い方を変えれば不器用な生き方をしてきた主人公が,歳を重ねてきて気がついたら自分だけが世の中の流れから取り残されそうになっているという無力感と,それでもなお家族が自分を愛してくれているという安心感,だからこそ家族のために強く生きようという思いのバランスにあるのかなと思う。民主化運動に関わった一人一人は英雄でもないし,打算だけでもない。そんなことも重ね合ってくる。だから,帯に違和感を感じるのだろう。

[読書]遅ればせながらワンちゃんを読んだ

芥川賞受賞で話題になるずっと前にNHKのラジオ番組で出演していて気になっていた楊逸さんの単行本二冊を最近Amazonで取り寄せておいたのだが,修理から帰ってきたパソコンのデータ復元の時間を利用してまずは「ワンちゃん」と,併録されている「老処女」を読んでみた。

中国の事情やその変化も実感できるし,いるいるこんな人,とか,わかるわかるその気持ち,とか,共感できるところが多くて楽しめた。在日日本人を自称する私としては,中国人から見た日本人や日本社会に対する違和感から始まるいろんな複雑な感情は,よく海外出張から帰ってきた時などに強烈に味わっているものだ。両作とも主人公(?)は中年期にさしかかった女性で,異性関係にはめぐまれない。まわりからは強く生きていると思われるような行動をとっているけれど,実際には傷つきつつなんとか生きている。その日常や気持ちを流暢な日本語でさらっと書いてある。外国で暮らすことで感じる生きにくさとしてではなく,あくまでまわりの人たちの行動や言動から起こる気持ちの起伏という視点で書かれていることも,ひっかかりなく読めた理由の一つだろう。

楽しめたのはいいのだが,はたと困った。中国人の知人との共通の話題にと思って読んだのだが,こんな話題は取扱いが難しい。さて,どうするかな?

野村の「眼」

一昨晩は外出から戻った後に咳がひどくなり,夜中に牛乳を飲んだりメンタムや経皮鎮痛・消炎剤をのどあたりにぬってみたりしながら寝付けず,明け方まで咳き込んでいた。最後には本を読んで気を紛らわすことにした。幸い夜中でも気温は低くなく,本を読む体制で床についていてもそれほど気分が悪化することは無い。

読んでいたのは『野村の「眼」 弱者の戦い』。プロ野球楽天監督の野村克也氏が最近出版したものを大学の図書館で見つけ,借りてきたもの。元プロ選手,プロ野球監督としての「リーダーの条件や組織論,情報戦略」について,現役,引退を問わず,選手や監督を素材として自分の考えを語っている。

血液型と選手論,監督論を結びつけた部分だけはひどいものだと思ったが,その他紹介されている経験談,分析は,なるほどと納得できたりその通りと共感できる内容ばかりだった。

なかでも印象に残ったのは,長い選手生活の中で,野球論を何度も繰り返し,同僚・知人らと戦わせてきていることだった。若い頃,コミュニケーションを忌避しがちだった私にとっては,惜しいことをしたなと思わされる体験談である。また,昨今の企業倫理,正確には企業経営者幹部倫理を根本問題とした企業不祥事を防ぐ上で,技術論,あるべき論を組織内の人員同士が語り合うことは大切な規範遵守意識浸透の手段の一つともなろう。

ようやく世が明けた頃に就寝。目覚めたのが昼頃で,なんとか咳はおさまったが,あいかわらず炎症はおさまっていないようで,結局終日声が出なかった。もっとも,それにきづいたのは,夕刻ようやく近所に買い物に行って,お礼を言おうとしてささやき声しか出なかったときなのだが。

[読書]販促・集客・儲けのネタ帖

販促・集客・儲けのネタ帖を読んでみた。イベントや集客方法の参考になるかなと思ってあまり中身を読まずに買ってきたのだが,書かれているのは事前準備として商品コンセプトの組み立て方の解説とデザイン等の考え方,メインディッシュとしてちらしや名刺,DMなど売れるツールの作り方について解説。

実際に自分の名刺を本書で勧められている方法で作成してみたが,確かにありきたりの名刺よりは注目してもらえる。

著者は印刷関連会社でのアルバイト体験を出発点とし,販促企画の総合的なコンサルティングをしている。なんでも自分でやってみようという自営業者さんには販促物の工夫を考える出発点として役立つだろう。