[日記]おくりびとを観てきた

昨日は知人と映画を観に三好まで出かけてきた。おめあてはアカデミー賞外国語映画賞受賞のおくりびと。たまたま1000円デーだったようで,朝一番に間に合うように行ったのだが,結局は昼一番の上映を観ることになった。

映画を観た直後の感想は,奥さん,できすぎ。

広末涼子演じる妻の姿は,黙って耐えて夫についていくという古い日本女性の考え方,行動を具現化したもの。自分だったらああいった人生の困難に当たったら,夫婦としてもっといろいろ互いにきちんと話しをながら物事を一緒に決めていきたいし,パートナーとして自分なりの意見を言ってもらい,こちらの考えも聞いてもらいたい。すべてを,何も聞かないで受け入れるというのは,どうも違和感を感じた。

もうひとつ。白鳥の映像がたびたび使われるのだが,これもあまりに,何かを象徴していますよという場面としての使われ方で,少年少女向けの漫画やテレビ番組を見ているような感覚を覚えた。

もっとも,納棺の所作は美しいし,東北の自然や葬儀の様子もものめずらしく,自分なりに楽しんできた。同行の知人は,友人が感動したというので期待していたが,それほどではなかったとのこと。聞いてみると,友人というのは来日二年目の人とのことで,外国人受けするだろうなぁという感想も,それほど的外れではないみたい。

この知人とは,6月に京劇,覇王別姫を一緒に見に行く。どんな意見交換ができるか,今から楽しみである。

[日記]聞き逃した…

昨晩,NHKで日中対話2008という番組を放送するということで知り合いにも知らせたりして期待していたのだけれど…うっかり仮眠をとったらしっかり翌朝まで寝てしまいました。その知人にも総合テレビと勘違いされて,結局どちらも聞き逃し…。自転車で走り回るようになってから目覚まし無しに朝起きられるのはいいんだけど,まだ馬力はついていないようです。

中国での流行語をとりあげるということだったので,おそらく,「80后」や「人肉捜索」なんかがとりあげられていたのでしょう。どなたかおききになったかたがいらしたら,教えてください。

ちなみに80后とは,1980年代以降に生まれた世代のこと。一人っ子政策が始まり,経済も豊かになった時代に育ったので,それより前の世代と価値感などが大きく違うといわれています。

人肉捜索とはおどろおどろしい感じですが,人力捜査とでも訳せましょうか。インターネット内で匿名の人たちが特定の人物(軽犯罪をおかした人だったり,道徳にもとる行為をしたという口実でネット上に情報が掲載された人)についていろんな人が各々探してきた情報を公開してしまうことです。

人肉捜索については日本でも匿名掲示板(実際にはそうは問屋はおろしませんが)を発信源に時々話題になってます。情報を転載したり,いたずら電話をしてみたり,騒ぎを大きくして楽しんでいる輩もたくさんいます。

いずれにしても私刑を,しかも匿名の人たちがするというのは許されざるべき行為であり,恥ずべきことと思いますが,価値感も社会制度もかなり違う両国で同じようなが行われるのは,両方とも公共の場での道徳や政治体制という名のしばりによる閉塞感が強い東アジアの両国らしいことだとも思います。

【追記】

別のページで「人造美女」,「手機」もとりあげられると書いてありました。人造美女はともかく,手機はそれこそ90年代からあるんじゃなかろうか…。

【再追記】

そういえば,山寨という表現も頻繁に目にします。山寨とは政府に反抗し,山に立てこもるための砦という意味で,流行語としての意味は,アングラとか,裏版,勝手版,非公認版といったところです。政府の統制がききにくくなって,ますます価値感の多様化が進んでいる中国らしい流行語です。

[日記]本日の気になったページ

  • 朝日新聞社の報道によれば,学習意欲には大脳ではなく線条体が強く関わることが大阪市大と生理学研究所の研究でわかったとのこと。線条体は細かな運動に関わるそうで,指回し体操や書き取り,キーボード操作など指を動かすことなどはやはり大いに重要なのかも。
    学習意欲については,面白さを感じさせる,自信を持たせる,大事さを伝える,対処性を持たせるという4つの動機づけが大切だという見解がベネッセのサイトで紹介されている。
  • Googleから新しいブラウザーchromeが披露された。まだWindows用ベータ版しかないが,新しいFirefoxのUIがプロダクトアウトの方向へ行きそうなのに比べて,また違ったアプローチを見せてくれるのかなと期待している。

こどもへの接し方

先日、あるかたから、自分のこどもが魚野になつくのに、父親に接する様に無防備に接するのが心配に なったという率直なご意見をいただいた。こどもたちとあそんでいて抱き上げることもよくあるが、確かにちいさな女の子を家族でもない先生でもない男がそん なことをしているのを見て、違和感を覚えるというのはありうることかもしれない。その指摘をして下さった方は、こどもへの暴力を防ぐちからをこどもに育てる活動CAPのセミナーに参加されたことがあるとか。

伝聞ということもある が、CAPの活動や主張をきいて感じたことは、納得できる部分もあり、なんとなく腑に落ちない部分もあるということである。こども自身の危険から逃れる力を育てる運動のようだが、では安心してじゃれてくるのを拒否した方がいいといっているのだろうか。納得できない部分というのは、こどもに接するのに、こどもが尊重されていることを伝えることで、自分が『OK』だという評価をできるようになる、そうなるようにという思いで接してきたから、なんとなくそれとしっくりこないことだ。こういう考え方は心理学の世界では有名な話なので、CAPの活動を主催している人たちも当然知っているだろうが、どういうことをいっているのだろうか。接し方をセーブすべきなのだろうか、あるいは別の要素を加えれば、そのまま甘えさせてもいいのだろうか。

今回は自分で調べずに、知人の幼児教育の専門家に助言を求めてみたところ、CAPの主導者の名前、いくつかの参考書、連絡先を瞬く間に教えてくれた。早速本を取り寄せる手配をする。

交流分析

「こじれる人間関係」という本をたまたま図書館で手にして読みすすめています。これが面白くて。なるほど、こういう同級生が学生時代にいたなとか、ふー む、会社の中で自分や同僚、上司の演じた役割はたしかにこのひとつだったとか、いろいろ思いあたることが多いです。何度もこの本で述べられているのは、乳幼児への愛情の大切さ。父親不在と母親の過干渉/少愛は問題行動をひきおこす要因としてくり返し書かれています。救いなのは、親が自身の問題行動を変えられなくても、こどもたちが自分自身でまっとうな心に成長する力を秘めているということ。

晴れ

数日前,エニアグラムの本がAmazonから届き,読み始めた。能書きはともかく,人間の性格を本能・感情・思考依存の3視点から見る,それぞれの性格の長所・短所,段階の深浅,性格の変化に関する一般的な性向など,大変興味深い。星占いや血液型診断などおよそ合理的根拠に欠ける性格記述とは多少は異なっているようだ。おそらくは自分の性格(パーソナルタイプ)は5だと思うが,自分の性癖をそのタイプの説明に見つけ出し,いちいち納得が行く記述なのに驚いた。当サイトの名前は在日日本人の滞在日記だが, タイプ5の人間にそのような感覚(異邦人感覚)が見られるとのこと。

晴れ

先ほ ど,NHKラジオ第一放送にてリストカット(手首などを自ら傷つけ,血を流す行為)する若者たちと,そんなこどもたちの心を支える「ろぶさん」なる人物のこと を放送していた。なぜ自分を傷つけてしまうのだろう。こどもたちが話をきいてもらえる機会がどんどん少なくなってしまっているのだろうか?

最近の関心事項

人間の心理というものに,最近頓に関心を寄せている。心理学の知見を逆に見返せば,人間の心の構造を想像できるのではないかというのが一つ,もう一つは催眠などの人間の心のしくみを利用した宗教技法を取り去ったときに残る人間と神との本当の対話が見てみたいという理由。

●カウンセリング技法と催眠と恋愛
カ ウンセラーが行う受容,共感というものは,ラポール(信頼獲得)形成に非常に有効なようだ。巷で言われている恋愛の初歩段階,催眠の初期段階にラポール形成が重要であることを考えると,カウンセリング技術を学ぶことは恋愛の初歩段階の技術を学ぶことになろう。但し,初歩段階を越えた後の技術は催眠・恋愛・ カウンセリングそれぞれ異なっているので,それぞれの技法を取得する必要があるだろうが。

●日記ソフト
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