不思議なロジック

今日は週に一度の中国経済研究会の日—などというと大げすぎ?。大陸からの留学生と、中国経済(特に農業関係)の報道や論文などについて議論している(経済・農業の専門用語に慣れたいので、音読にも時間を結構割いているけれども)。もともとは中国語の 勉強を経済関係の資料をテキストにして女子留学生に頼んでバイトしてもらっていたのだが、研究発表が近く忙しくなってきたとのことで男子学部生に一時交代 してもらった。どちらかというとことばがコミュニケーションが中心テーマだった授業からいきなり専門知識と議論に焦点が移り、それはそれで大変ではあるが 面白く思っている。

先週は朱首相の施政方針演説を、今週は研究者の中国農業に関する論文をとりあげた。不思議なロジックというのは後者の方で、工業化が進むと農業のコストが上昇するということが書いてあるのだが、どうもロジックが理解できない。先生役の学生も理解できないといっていたので、私の中国語の水準の問題ではないようだ。

考えられることが3つある。(1)研究者が、大陸政府の公式見解以上のことを発表しようとしていない、(2)中国特有の事情の説明が端折られている、(3)単にその研究者の説明技術のレベルが低い。個人的には(2)がもっとも可能性が高いと思うのだが、真相や如何に。