久しぶりに中国餃子

 お昼過ぎ,知人の中国人留学生から電話がある。日本舞踊の発表会に父親を連れていってくれないかという頼み。市民会館に同行。日本語は読むことはできるが話すことはできないとかねて聞いていたのでできるだけ中国語を使うようにしたが,あまりすらすらとでてこず,あせって文法がめちゃくちゃになる。まぁゆっくり落ち着いて話しなさいと慰められる。使わないと本当に語学力はさびつくものである。

 発表会の冒頭,自民党の国会議員が二人も舞台挨拶。一人はこの発表会を主催した会の後援会みたいなことをやっているらしい。この会は土産物付きで催されている。こんなことだから政治に金がかかるのだろうし,政策の勉強の時間がないという泣き言も漏れるのだろう。

 発表会そのものは最後の演目がちょっと面白かった—というのは,鏡文字を書いたり,口で書いたりといった意外な書を見せてくれた–ことを除いては,日本舞踊方面の知識に疎い私にとってはうまいのか,まずいのか,さっぱり分からない。これが文楽だとか,能・狂言であればもう少し評する言葉も出てくるのだが。

 ともかくも会の終了後,招きに応じて留学生宅にてご夫妻と3人で夕食。ご母堂の手作り餃子をごちそうになる。本当に久しぶりに本物の中国餃子を食べた。かの留学生がいつも,母親の作る餃子はおいしいといっていたが,確かにおいしい。そうこうするうちに本人もアルバイト先から戻り,4人でしばし歓談。おだやかな家庭の雰囲気を味わうことができ,なるほどこの夫婦にしてこの娘かと納得。10時過ぎ,辞す。