[日記]補正予算余波

先日ちらっとここでも触れたが,12月からしばらく某独立行政機関と関わりを持つことになった。国の行政の一部を受託し,国策の実行部隊最前線といったような位置づけのチームの一員となる。中小企業診断士が受ける仕事ということで,もちろん分野は中小企業絡み,経済産業省に関わる内容だが,農林水産の分野も関わる省庁横断的な政策関係なので,ちょうど自分の知識や経験も活かせる,わくわくするような仕事である。

なぜ年もおしつまった12月からかというと補正予算で確保された枠だからとのこと。政策そのものは本予算で確保されていることだから,その機関での受託が続くなら仕事は続く—もっとも参加メンバー個人への業務委託は契約更改が必ずなされるというわけではないだろうが—とのこと。

それにしても,普段から国の政策を分析的,批判的に眺めていた自分がこういう立場になるとは思いもかけないことだと思う。公務に関わる人員の流動性が今後高まっていくと思うのだが,今回のような事例はその先行事例の一つだということ。雇用保険に加入しない,つまり終身雇用が前提の現行の日本の公務員制度は転換をせまられているはずで,こうした柔軟な人員構成での政策実施が増えていくのだろう。また,竹中元金融担当大臣ではないが,政策批判も建設的な提言をともなってこそ,あるいは自分が担当となったときに実績をあげてこそ重みや現実味を増すのだから,攻守の立場を交代することは大いに結構なことと思う。

これまで自由業ということで比較的柔軟に仕事を入れることができたが,稼働日の半分程度をこれに注ぎ込むことになる。時間管理の仕方を切り替えなければいけないし,個人事業主としての判断,行動だけだったのが,組織の一員としての判断,行動も取り入れていかなければならない。今週から来週にかけてはすでに忘年会や勉強会の定例会合,ポートメッセ名古屋(名古屋国際展示場)で開催される航空宇宙産業技術の展示会の参加も入れてあるので,名古屋を駆け回ったり,いろんな人と関わる忙しくも楽しい日々ということになりそうである。