[日記]FirewireドライブのTime Machineデータを移す

idiskを実験的に使い始めて急にデータ量が増えたため、少し余裕のあったタイムマシンバックアップデータ用のディスクが逼迫し、データの引越しをすることにした。現状はFirewireにつながった2パーティションにわけられたIDEディスクに格納されている。

そもそもタイムマシン用のデータが引越しできるなどという情報はアップルの公式サイトやヘルプでは簡単に見つけ出すことができず、「バックアップを別のディスクに引き継げる?」なるMacPeopleの記事データを最近ようやく見つけたところである。

まずはじめにTimeMachineの機能をオフにする。コントロールパネルでスイッチをオフにすればOKだ。自動的にFinderで表示されるディスクの色も青色系からオレンジ系に変化した。

次に,ディスクユーティリティでバックアップディスクをイメージファイルに変換する。我が家の環境の場合,いきなりイメージファイルを作ることは出来ず,ディスクユーティリティーでバックアップディスクとして使っていたドライブをアンマウントしてやらないと,すぐにイメージファイルづくりがエラーでストップした。アンマウントしてからイメージファイルを作成した所,300GBのディスクのイメージづくりにほぼ一晩を費やしていた。これは,イメージファイルの格納場所をネットワーク越しのNASにしたことも影響していると思う。うちは,いまだギガビットイーサにはなっていない。

その次はイメージファイルから,新しくバックアップの保管先にするディスクへのデータの復元だ。これもふたつほど工夫が必要だった。一つは,復元するイメージのスキャンが必要だということ。このスキャンが何をして,何の意味があるのかは未調査である[1. 調べたところ,ファイルの整合性の確認をするためのデータをイメージファイルに書き込んでいるようだ。2009年2月8日追記]が,ともかくこのスキャンをおこなうことにした。これも,ほぼ半日かけて実行された。

もうひとつは,復元の際にターゲットになるディスクの初期化オプションを選んでおくことだった。初期化直後のディスクなら問題ないのかもしれないが,今回は前述のスキャンをしていない段階で復元を試みたので,その時の失敗データが残っていた。ディスクユーティリティの出力するメッセージを見ていると,データの復元はブロック単位で行っているとのことなので,初期化直後のまっさらな状態が必要なのだろう。

復元そのものは数時間で終了したが,検証というステップが自動的に始まった。これは2時間弱で終了予定。

続きはまた後刻に。

結局、11時間かかってディスクの復元は完了した。バックアップ用に容量の半分だけ使っていたディスクのパーティションをひとつにし、今後は今までの倍の量をあてる。300GBあれば、あと数ヶ月くらいはもつだろう。次回の設備増強には多分、テラバイトのSATAディスクをRAIDで運用することになるのだろう。