[日誌]仕事始め

基盤整備機構の今年の仕事始めは1月5日から。着物を着てあいさつ回りなどという雰囲気はなく、いきなり通常業務がどんどん進んでいく。農商工連携は先月、3回目の認定発表があったばかりだが、すでに新年は次の認定に向けての活動が佳境を迎えている。

地域の活性化の政策として、今政府が力を入れているのは新連携、地域資源活用、農商工連携の3つの施策である。中小企業同士や、中小企業と農林漁業者の連携などを後押しし、新事業や雇用を生み出そうというもの。

愛知県はつい先日まで経済が比較的順調だったのだが、昨年のトヨタショックで一気に冷え込んだ。年頭の企業トップや行政トップのあいさつは軒並み厳しい先行きの認識を示すもので、安穏とはしていられないという危機感がみなぎっている。

反省しているだけでは事態は進まない。活用できるものは徹底的に活用する貪欲さ、活力が、個人にも、企業にも、そして国家にも必要とされる一年になるだろう。環境をいいわけにせず、前向きに取り組む個人や団体を、個人としても、あるいは整備機構に属する人間としても、支援していきたい。