[日誌]志摩でフォローアップ

三重県志摩市の農商工連携認定事業者さん,それを支援してくれた三重県の志摩・度会商工会連合会さん,そして来年度くらいに認定をめざされるかなという事業者さんにあってきました。

今回訪問した農商工連携の認定事業者さんは,あのりふぐを提供する丸勢水産さん。実は認定の相談をこの3月に受けてから実際にこの夏に認定を受けられるまで,ちょうどフグの季節を外していたものですから,事業者さんおすすめの天然トラフグを,その季節に食べるということが担当PMでありながら適いませんでした。10月にフグ漁が解禁されたとの事で,日程をやりくりしてようやくこの月末にやってきたというわけです。からあげや,開発完了の手まり寿司もいただきました。おいしかった。

もちろん,天然とらふぐ・あのりふぐ料理を楽しむだけでなく,地域活性化プログラムの一環ですから,いろいろと事業者さんの課題解決のお手伝いや,新しい構想づくりへの意見出しを行います。今回も,認定事業の計画にあったフグの加工食品づくりの進捗をお聞きしたり,経済産業省が委託先にお願いしていた販路開拓支援の一環として行われた有名バイヤーさんたちの評価のフィードバックなども。評価については事業者さんも腑に落ちる点があるようで,今後,この点をどう改善していくかという事がこの先しばらくのフォローアップの課題の一つです。

来年の認定案件候補の情報交換や,その他情報収集のため,志摩・度会商工会広域連合や某事業者さんにもお会いしてきました。いつも思いますけれど,紀伊半島は自然と海の幸,山の幸にめぐまれ,町のつくりがイタリア・ソレント半島の村々のようなつくりで,魅力にあふれているなぁと思います。どんどん情報を発信していきましょう。