[日記]世代間ギャップ

教え子が幾人かmixiでつながっているのだが,どんどん世代間ギャップというのか,自身の表現方法の違いが大きくなってきている。ブログの表現はきゃぴきゃぴ(死語w)だし,男子でもピアスだとかネックレスはあたり前。工業大学でパソコン通信などで討論していたり,ファッションも地味に過ごしていた自分とは,隔世の感があります。

でも,どちらが正しいというわけではない。今の時代は,こういった個性をはっきり外に打ち出せるほうが,活躍出来る人材になっていきのかなという気がします。単純作業がロボットや外国での労働,海外からの流入労働力に依存する時代になり,創造的,知的な働きがますます重要になってきています。まじめというだけでは,とてもじゃないが,太刀打ち出来なくなる。

もちろん,誠実さは大事。まじめと誠実さをきちんと使い分けて考えないと,いけませんね。

[日記]航空宇宙産業技術展

ぽーとめっせで開かれていた航空宇宙産業技術展に視察にいってきた。目的は参入がすごく難しいとよく聞くこの産業分野がいったいどんなものなのか,本当に中小企業に参入が難しいのか,自分の目で確かめたかったからだ。

とはいえ,双腕ロボットによる加工の動作がコミカルで面白かったり,シンポジウムの出席者の英語が案外聞き取りにくかったり(逐次通訳が入るので,どうせ日本語で聞けるからと無意識に集中力もおちるのだろう。端に座ったのも影響している?)と,個人的な楽しみ方もしてきた。

5軸のとても高価な工作機械が必要だから,航空産業に入るのは難しいと聞いていた。確かに航空部品の形状の複雑さや軽さの追求を考えると,展示されていた5軸,6軸の工作機械が必要だなと腑に落ちる。

一方で,トイレの洗浄剤,洗浄方法の提案などといった,複雑な機械と言うイメージとは違う所で航空関係の会社と取り組みをしている中小企業の話もあった。結局,だめだと最初からあきらめたら可能性は0,どうすれば実現出来るかという徹底的な検討をするところが機会をつかむ切符を手に入れることができるという,いつもの結論に達する。

航空宇宙産業技術展2008/航空宇宙シンポジウム2008
航空宇宙産業技術展2008/航空宇宙シンポジウム2008

[日記]補正予算余波

先日ちらっとここでも触れたが,12月からしばらく某独立行政機関と関わりを持つことになった。国の行政の一部を受託し,国策の実行部隊最前線といったような位置づけのチームの一員となる。中小企業診断士が受ける仕事ということで,もちろん分野は中小企業絡み,経済産業省に関わる内容だが,農林水産の分野も関わる省庁横断的な政策関係なので,ちょうど自分の知識や経験も活かせる,わくわくするような仕事である。

なぜ年もおしつまった12月からかというと補正予算で確保された枠だからとのこと。政策そのものは本予算で確保されていることだから,その機関での受託が続くなら仕事は続く—もっとも参加メンバー個人への業務委託は契約更改が必ずなされるというわけではないだろうが—とのこと。

それにしても,普段から国の政策を分析的,批判的に眺めていた自分がこういう立場になるとは思いもかけないことだと思う。公務に関わる人員の流動性が今後高まっていくと思うのだが,今回のような事例はその先行事例の一つだということ。雇用保険に加入しない,つまり終身雇用が前提の現行の日本の公務員制度は転換をせまられているはずで,こうした柔軟な人員構成での政策実施が増えていくのだろう。また,竹中元金融担当大臣ではないが,政策批判も建設的な提言をともなってこそ,あるいは自分が担当となったときに実績をあげてこそ重みや現実味を増すのだから,攻守の立場を交代することは大いに結構なことと思う。

これまで自由業ということで比較的柔軟に仕事を入れることができたが,稼働日の半分程度をこれに注ぎ込むことになる。時間管理の仕方を切り替えなければいけないし,個人事業主としての判断,行動だけだったのが,組織の一員としての判断,行動も取り入れていかなければならない。今週から来週にかけてはすでに忘年会や勉強会の定例会合,ポートメッセ名古屋(名古屋国際展示場)で開催される航空宇宙産業技術の展示会の参加も入れてあるので,名古屋を駆け回ったり,いろんな人と関わる忙しくも楽しい日々ということになりそうである。

[日記]ビチクレッタですっころんだ

先日,自転車で車道から歩道に乗り上げようとして,すっころんだ。原因は基本動作を守れず,ギア比が大きいままだった事と,フロントを持ち上げるための踏み込み不足だったことの二つと,両輪の空気圧を規定の3MPaに引き上げたために自転車が衝突の反作用でさがった量が大きかった事が主要因だと思うが,転んだ後,おもわず苦笑いしながら自転車を起こす。以前の自分なら,恥ずかしい,くやしいという感情を押さえ込むため,おそらく無表情,無感動で自転車を起こしていただろう。失敗した自分を笑う。そんな余裕ができたのが,独立して仕事を続けられていることの要因の一つだと感じる。

今回は前につんのめって前輪の前に転げ落ちたのだが,そういえば以前2回落馬した時も,馬の前に落ちたと記憶している。後ろにおいていかれて後頭部をうつよりは上手な落ち方かもね。

ちなみにビチクレッタとはイタリア語で自転車の事。また,本人にも自転車にも怪我・損傷はありません。

[日誌]溶接と掃除,工場作業と事務作業

先日,トヨタ自動車の元町工場を視察する機会があった。関わっているNPO法人と名古屋市が企画した,中小企業のマネージャー育成プログラムの一環である。今期は売上が半分のホンダとあまり変わらない利益予想のトヨタだが,セットで見学したトヨタ会館の方には英語ツアー,中国語ツアーの客がひきもきらなかった。

見学したのはエスティマやマークXなどの溶接工程。鉄板から車のボディーを構成する部品をくみ上げた後,これらを部分的に溶かしてつなぎあわせる工程である。多軸の溶接ロボットがずらっと並び,一斉に動き始めて順次仕事を終え,定位置に戻る。溶接の他に,車体の床の部分をなぞっているロボットもいる。これは溶接の際に飛び散る溶解した金属の小さな固まりを吸い込む役割を果たしており,引退した溶接ロボットの第二の人生(ロボット生?)を歩んでいるとか。

同行した女性経営者が,かわいい,かわいいと連発していた。ロボットの動きはしなやかで,軌跡がまるで人の腕のように自由に動いている事が,人間味を感じさせるらしい。それに,掃除ロボットとして再登板という扱いにも心動かされたとの事。私としては工業製品としての動きのおもしろさと,混流生産に対応するための制御の初期設定は大変だったろうなと関心ながら眺めていた。

もっとも,さすがに乗用車の大きさの物を次から次へとコンベアに載せ,加工をしていくと,ときどき車台がベルトの定位置からずれることがあるらしく,参観している最中に従業員がとんできて車台の位置を直しているのを見かけた。TPSで工程中のあんどんが異常をしらせる仕組みは結構有名だが,あのあんどんはそんなことに使われるのかと変に感心するとともに,天下のトヨタでもそういう精度で生産をしているのかと得心した—もちろん,今以上の作業上の精度を追求していくことはできようが,それに比例してコストがかさむ事を考えれば,今のような対応がバランスがとれていてよいのだろう。

にんべんのつく自働化,これはトヨタ生産システムの特徴の一つで,工程に異常があった時に機会がこれを検出し,生産を停止する事で不良品の製造をふせぐ仕組みである。後工程に不良を流さないことを徹底する事でよけいな費用の発生を抑制している。

オフィスワークではどうだろうか。異常を検出する仕組み,自動で止まり,人間の判断を仰ぐ仕組みがもっと自分の事務作業にとりいれられそうだなと感じつつ,工場を後にした。

[日記]使ってもらって,横で見ていた

授業風景をサイトに掲載しているよと紹介したら学生が興味を持ってくれたため,先日授業の中でこのサイトを紹介して開いてもらってみた。検索サイトで「魚野」を探してみたら上位で出てくるよとアドバイスし,あとは横目で学生のする事を見ていたが,実際,Yahooで2番目のサイトとしてここが出てきた事に学生たちはちょっとびっくりした様子。

ところが探し始めてから1分もしないうちにトップページにはたどりついてくれるものの,ブログのページへの誘導は「日記」のところをクリックしてみてと言わないと,うまく探せない。当オンライン事務所のトップページは,何の情報がサイト内のどこに掲載されているか,まだまだわかりにくいようです。直感的なデザインになっていない事がネックになっていますね。ま,この点は以前からの課題と認識していますが,つくりこみはあいかわらずさぼっています。この冬休みの課題かな?

こういう,まったく初めて接する人がどう反応するかを観察し,つくりこみにフィードバックする取組み,有用性は知っていましたが,今回やってみてどうしても学生の個性の違いを見ていることのほうが面白く,そちらばかりに意識がいっていました。一心に他のコンテンツを見始めたり,必要最低限のところを見てさっさと次の作業に移ったり。こういう反応をする学生にどう接したら次の目標に進んでくれるか,アイディアをひねり出す出発点になります。

ま,それはともかく。Apple社を初めとして,デザイン,ユーザーインターフェースにこだわる会社は,自社の製品・サービスをまったくの素人などに使ってもらって,どんなところで迷うか,どんな間違いをするかを観察し,これを開発にフィードバックします。こういう地道な取組が,直感的な使いやすいUIに昇華されていくのですね。

[日記]あと一歩

昨日パンクした自転車を道づれに職場から自宅まで歩いてきた。直線距離で10kmほどだが,外食したり本屋へよったり,食材の買い物をしたりしたので,三時間強の旅。帰宅難民になるような事態になってもこれならそれほど苦にもならなさそう。

フランス式バルブのチューブを帰途,自転車量販店で買い求めたのだが,応対してくれた店員さん曰く『パンクしたんですか?』こちらがにこにこしながらそうなんですよと答えると,無言になってしまったまだ20代くらいの店員さん。本当は自店での修理をすすめたかったのだろうけれど,遠慮したのか,臆したのか。『よろしかったらこちらで修理もお受けできますよ』なんていえると,売上につながったかもしれないのにね。

[日記]新品

先日のminiの故障で発電機を交換してもらいました。ぎちぎちにつまったエンジンルームでひときわ異彩を放つ新品アイテム。ベルトのテンションが変わったのか,エンジン音も更に快調になってきました。

Mini Generator
Mini発電機

銀色と黒の二色の対比,工学的に意味のある直線,曲線,端正なアルファベットのロゴ,こんなところに引かれるのはやはり技術者だからでしょうかね。

Miniの発電機
Miniの発電機を交換。

そういえば,先日発表されたMacBookや現行のiMacにも共通するデザインです。MacBookはアルミボディでは初物という事もあり,見送りにしましたが,デスクトップはMacPlus以来購入していないのと,そろそろ大きな技術的飛躍が少なくなってきたので,考えてもいいかな。

新春にも発表されると噂のiMacに期待。

[日記]王様を犠牲にしてまで

この春に購入したiPod Touchでチェスを楽しんでいる。有料のものもあるのだが,まずは試しと無料のものオンラインのものをずっと使ってきた。こちらはそんなに強いわけではない—settingで60秒くらいでもまぁまぁ勝てるくらい—なので,有料のものを購入するまでもないかなと。

ところがこのオンラインチェス,ときどきおかしなことをして勝とうとする。そもそもアンパサントができない。加えて,チェックをしても王様を防御せずに別の駒を動かしてきたりする。そしてその直後は王様はとれない,つまり居ない事になっているのだ。

王様は確かに動ける範囲は小さいし,他の駒の防御にも使えない。でもねぇ…王様あってのゲームなんですよね。各駒には駒ごとの規範がある。王様を無視して勝手気ままに他の駒が動いても,ゲームがおかしくなるだけ。その場はしのげても,結局は楽しめない。単なるバグのようなのですが,指摘が少ないのか,何度も繰り返し発生しています。

無料だし,そこそこ楽しめるからいいかと使ってきたけど,やっぱりちょっと嫌気がさしてきました。別のものに乗り換えるかな…。

[日記]運がいい

キリスト教徒的には,神様に守られているというべきところ?いや,損得勘定の項目も入っているから,それはないかな?以下はこの数日の間にあったこと。

  • 12月からの仕事のオファーがあるものの,条件合わず…双方の調整で結局受けられることに
  • ニューヨークで購入したMacBookのバッテリの容量が半分ほどに…交換対象品に該当するとのことで新品交換
  • 大学に行こうとしたらMiniがバッテリ上がり…急遽タクシーに切り替えて,ほぼ定刻に講義開始
  • 書棚に入れておいた筈の書類が見つからず,泡を食う…いつもの封筒ではなく,クリアファイルに入れておいたものを再発見
  • 訪問先でMiniが再びバッテリ上がり…同行の金融機関の方の車から電気を分けてもらって一発始動
  • 電圧が下がり,交通量の多い幹線道の第2車線で信号待ち中にエンスト(15年以上乗っているMiniですが,走行中のエンストは2回目です)…クラクションも鳴らされずに,一信号待っただけですぐに路肩に寄せられる(乾燥重量700kg,軽い,軽い)
  • 実は当初は都市高速を使おうとしていた…入り口で渋滞していたので一般道に切り替えたのだが,もし高速でエンストしていたら,更に大変なことになっていた
  • JAFに救援依頼したら45分待ちといわれる…実際には15分後に到着
  • 時刻はすでに19時を回っていたが,冷却液もれですでに予約を入れてあった修理工場に無事入院

思いもかけないことはいろいろありますが,なんだかんだでいい方向に向かっています。ありがたいことです。