屋久島

午後,名古屋へ。のぞみ園にてこどもたちと遊ぶ。「幼稚園」に準拠した教育施設は,規定上は預かり時間は4時間。ともばたらきの世帯は利用しにくいことだろう。そんな条件でものぞみ園を利用してくださることに感謝。神戸土産を園の職員に。

喫茶店に寄ってKさんを待ち,車を返却。ミニバンからReal Miniに戻った感想は....クラッチの踏み込み距離が短い,バックのときの見通しがよくて怖くない,ふにゃふにゃスムーズとぴょこぴょこガッチャン。

帰途,ラジオから屋久島を水素アイランドにしようと奮闘する民間企業(屋久島電工) の社長さんの話が流れてきた。石油資源依存から水素資源利用への転換を島内全体で進めるとともに,ゆくゆくは沖縄や台湾,朝鮮半島,日本列島の沿岸都市部 にまでその輪を広げてゆこうという話。構想の意図,中期計画,技術的な裏付けともそれぞれ納得いくもので,声だけから類推すると結構な年齢の人のようだっ たが,日本にもまだまだこんなひとがいるんだなと感心した。この会社,雨の多い屋久島の特性を活かそうと水力発電を始め,またその電力を活かすために炭化 ケイ素の製造を始めたとのことで,離島立地ということに甘えずに積極的に強みを活かして創業・事業活動しているといえよう。出資を募っているとのこと。証 券取引所や金融機関,証券会社がもっとこういう会社(やNPO)を広く知らしめて欲しいものだと思う。