小泉内閣の改造

小泉内閣閣僚の顔ぶれが入れ替わった。ポイントは,銀行への公的資金注入への道筋をつける竹中大臣の金融担当兼任,武部大臣・中谷長官の引責,新たに浮上した拉致問題解明のための人選の3つだろう。個人的には新しい顔ぶれについては特に国土交通大臣・総務大臣留任というのが小泉内閣の構造改革への取り組みの弱さを象徴しているように思える。民主党のもたつきに救われて小泉内閣の命脈はやや長くなりそうな気配。構造改革へのとりくみを不良債権問題のみに絞った小泉さん,これが成功するか否かが日本の行く末を大きく左右することになろう。

のぞみ園覚え書き

のぞみ園の今後について考えるため,以下のことを調べる予定:

●前提知識
  • 代表的な幼児教育の理念(ex.新旧幼児教育要領,キリスト教保育,モンテッソーリ,フレーベル,シュタイナー,倉橋怱三,その他…ドーマン,公文,七田,ヒッポ…)
  • 保育園と幼稚園の違い
  • 認可外施設に対する自治体の支援
  • 幼稚園と保育園の統合の動き
  • 早期教育(英語,ことば,数,運動,パソコン,…)の是非論
  • のぞみ園の成り立ち
  • 新旧職員の教育理念
●外部環境
  • 近郊の人口動態予測,夫婦共働き世帯の増加動向
●のぞみ園のポジショニングを行うための評価基準の選定
  • 知育(芸術面含む)重視と情操(人としての心の成長)重視
  • 誘導保育と自発保育
●のぞみ園の強みをあらわすキーワード
手作り・少人数・こどもの心を受け止める….

民主党役員人事選出できず

大方の予想を裏切って,民主党の代表に鳩山氏が三選された。筆者の見る限り,4人の代表の中では最悪の結果であり,菅氏が最も次期首相に近いといっていた 者としては読みを外したということである。だがどう落ち着くのだろうか。鳩山氏がまず選んだのが幹事長に中野氏である。代表が決まった時点で落胆した人が 多かったようだが,この起用に民主党内が一斉に反発し,あるいは嘆いている。中には離党をほのめかす若手も多い。

中野氏の起用の論理(というよりは心情)と手順は自民党での幹部選出の方法とさほど変わりがなかった。つまり,ボスに貢献したという理由で選ばれたのだ。 民主党の議員らの動向をメールマガジンやホームページなどでチェックしていると,相当反発が大きいようで,この人事はご破算になる可能性もある。これが自 民党なら,意図的なスキャンダルのリークで中野・鳩山氏とも政治生命を断たれそうだが,若い民主党の出来事であるからさすがにそこまではいかないと予想す る。つまり中野氏の辞退と,幹事長への若手—新しい民主党になってから当選した,古い党の枠組みに属さない世代—の起用で決着が付くのではない か。

だが,10月末の補選—あるいは小泉改革頓挫びっく り箱解散があるかもしれない—にすら勝てそうも無いなというのが率直な感想である。いっそ,補選惨敗をきっかけに再度代表選をやるのがいいかもしれな い。政治改革,特に政権交代のための選挙戦略と,官僚支配の打破については民主党にはシナリオがあるようだから,鳩山氏以外なら次の総選挙で勝てるかなと 思う。横路氏と野田氏はそれぞれハト派,タカ派のイメージがややつよいので,全般的な支持を得るのは難しいだろうなとも思うのだが。

政府間の補償交渉?

拉致問題に関して,政府高官は政府間で求償交渉する必要ありと発言した。だが,違和感を拭いきれない。

もちろん被害者やその家族の方々が,拉致を計画・実行したと認めた北朝鮮政府に対して,補償を要求することは,当然の権利といえる。北朝鮮政府とこの人たちとは明らかに加害者/被害者の関係なのだから。そしてもちろん,家族の方達が先方と実際の交渉を行うことは難しいという観点から日本政府が被害者の行動を支援する,あるいはある程度を代行するというのなら,それは大いに支持する。

だが日本政府自らが求償を行うとなるとどうだろうか。支援/代理交渉をするという立場なら理解できる。しかし,戦前から戦中にかけて,日本は朝鮮半島から,あるいはアジアの各地から,大勢の人たちを強制連行し,あるいはだまして連れ出してきて,苦役や強制売春をさせた。政府は関知していなかっただの, でっちあげだだのとの主張があるのは承知しているが,そらぞらしいとしか思えない。従軍慰安婦問題一つとって見ても,慰安婦とされた人たちに償い金を渡す事業が先頃終了したが,日本政府とは切り離した団体を作って事業を行っており,それほど日本国内の一般の関心を引いたとは思えないし,アジア諸国側から見れば,日本が反省してそういう事業を行ったととらえる人もまた少ないのが現実である。内側から見ても外側から見ても,日本政府は類似の問題について誠実な対応をとっていないと思われている。

自国の行った行為には甘く,他国の行った行為には厳しくというのでは,国のおごりを指摘されよう。日本は民主主義国家である。それは裏返せば,政府のいっている,やっていることが外国から日本国民の言動ととらえられる。反省がみられないと指弾されるのだ。内外から指摘を受け続けるのは,結局そのような政府を構成する利益誘導主体の政治家を選んでしまっている日本国民のせいなのだ。

Unicodeの問題?

当サイトが見えませんという苦情を時々いただきますので,思い切ってトップページのみユニコードを使うのをやめてみました。まだ作りかけなのでみっともないデザインです。この変更の代償は,複数の言語(日本語+中国語)でページが書けなくなることですが,ま,日記なのだからそこまでこだわる必要はないかもね。大陸や台湾の法律の翻訳ページなどもあるため,基本的に他のページは過去の日記のページも含めてユニコードを引き続き使用します。

政権の行方

各種世論調査によれば,日本では拉致に関する犠牲の大きさに衝撃を受けつつも,小泉訪朝はおおむね受け入れられているようである。首相への支持率も訪朝を期に,やや持ち直したとのこと。これで景気回復策で的を射たものが出ればこの政権は続くのだろうか。

今,次期首相に一番近いのは管氏だろう。理念先行で政策に具体性のない鳩山氏は,民主党内では保守系ということで支持議員数は多いが,さすがに国民は友愛だの政治家の心だの,耳に心地よくも具体策は怪しげなことばかり語る氏に期待していないようだ。

民主党の掲げる政策理念のかなりの部分は管氏が社会市民連合時代から組み立ててきたものであるだけに,代表戦での氏の政策もそれに沿ったもので無理がない。民主党は党内がバラバラだとよく言われる。しかし自民党の個々の派閥や議員の主張を聞いていると,それこそ改憲から護憲,郵政民営化論者から国営事業死守を叫ぶものまでいろいろで,論のひろがりの幅は民主党とそれほど変わりはない。今回の代表戦の4候補の主張の広がりと,先日の自民党党首選での政策の広がりを見れば,それは一目瞭然であろう。

依然一桁代の支持率の民主党だが,政官業癒着の構造が日本を長期停滞に陥らせているという事実は次第に知られて来ており,この構造の体現者である自民党を含む政権が改革をなし得ないことは小泉首相の奮闘結果の「無」成果が明らかに証明していよう。次の総選挙でまだ自民党政権が続くようなら,いよいよこの国は袋小路にはまり 込んで行くだろう。

まもなく次期首相を選ぶ投票が始まる。

日朝会談開催さる。されど…

日朝会談が開催され,拉致問題については衝撃的な事実が明らかにされた。拉致された人たちの多くがすでに死亡しており,この中には,知人の親族が含まれていた。政府への解明努力を促す署名など,多少とも関わった者として,このことは他人事ではない。個人的にはミサイル開発の凍結延長の明言や拉致への関与の肯定と謝罪など,驚くべき成果だったし,東アジア社会の安定という観点,戦後を終わらせるという観点から見れば,大きな前進と言えると思う が,それにしても重苦しい気分である。

家族の方々の思いを慮れば軽々しく言うべきではないが,前に進むしかない。

なんのこっちゃ

朝日新聞の報道によれば,民主党の代表戦について鳩山候補と立候補を断念した中野氏は,妙な政策合意を結んだらしい。いわく,(1)憲法、外交、安全保障 政策について党内統一を図り、尊厳ある国家の形成をめざす(2)議論は自由闊達(かったつ)に、ただし、決めたことはみんなで守る、などだそうである。こ んなあいまいな政策合意でよく共闘できるものだと感心する。

まぁ文句を言っていてもしょうがないので,私なりの公約を考えてみた。最優先課題は経済,特に株価と不良債権だろう。証券税制の簡素化と,公的資金導入+経営幹部の責任追求,ペイオフの予定通り実施を目指す。

やや中期課題になるが,その次が行政改革。官僚,ことにキャリア官僚の流動化による政策立案・実施過程の透明化をはかる.そのために民間シンクタンクを育 成.と同時に予算配分の大幅見直し.当面(2年程度)総枠の金額は現行のままとし,その間に公共事業+官営事業/官営団体の大幅見直し.

とまぁ心ある人ならこれくらいの具体性(それでもいいかげんなものだけど,上述の合意よりはよほど抽象的でないと思うぞ)を持つ政策目標に落ち着くのでは ないか.だが一番難しいのは,これをどうやって実現するか。特に後者は国民の支援があってこそ霞ヶ関に切り込めるのだけれど,どうだろう。前者は TOPIXが500ポイントくらいになれば楽勝?