蒸し暑い


終日,検味。夕刻,同僚らが現れる。

当地の事情や仕事の進め方をある程度把握し,イタリア語もかなり読み書きできるようになったこともあって,この夏は一人で放っておかれることが多い。一年目もそんな風だったし,別に誰かと話しながら仕事をしたいというわけではない。借りたい時には電話を借りて,本社から来ている同僚や当地の駐在員には連絡を取ることもできる。ただ,いつ迎えが来るか分からないのに工場に居させてもらうことは,あまり居心地のいいものでもない。彼らもシーズン真っ最中は一年間の利益の源泉だから一生懸命働くし,いくら日常会話程度なら話が通じるとはいえ,顧客となる会社の社員と何でもかでも話せるわけではないだろう。

そういうわけで,時々工場の作業現場を見に行っては気を紛らわせ,品質管理・検査担当者たちとあぁだこうだと品質状況,生産状況,衛生管理状況を話題にして情報収集に努め,サンプルの検味を行い,記録を取る。やれやれ。いつまでも続けられる仕事ではないなぁ。

妹より,男児無事出産との知らせ。おめでとう。帰国したらすぐ見に行ってやるよ。