[日記]留学生の夕べ

知人に誘われて、久しぶりに国際交流イベントに参加するため、名古屋国際センターまで出かけてきた。同じ知人に数年前に誘われて参加して以来である。

前回は中国パワーが目立ったが、今回はベトナム勢力が台頭していた。イベントの中でだしものがあるのだが、ベトナムからの発表が何度もある。知人曰く、毎年のようにスタッフが入れ替わるので、その影響も大きいとのことであったが、やはり時点時点での国際経済情勢を反映しているようにも思える。

面白いと思ったのは新疆ウイグル自治区や南インドの文化・歴史紹介のプレゼンテーションである。新疆は何度も訪問してなじみのある場所であるし、南インドはその豊かな文化と自然に圧倒されるような思いだった。また、中東バーレーンのプレゼンの中で、数千年の歴史がある習慣が紹介されていたが、これも興味を非常にひかれた。

質疑応答の時間がとられ、日本語や英語のやりとりで質疑がかみあっていないところが多数あったが、これは学生のイベントとしてはやむをえない面もあろう。司会者は留学生と日本人のスタッフであったが、日本人スタッフが英語や他の言語をきちんと理解できる人材にまで育ってほしいと感じた。

景気が冷え込む中、イベントの規模が前回参加したときと比べて縮小していたのは残念だった。厳しい環境ではあろうが、企業や個人の社会貢献意識の奮起を期待したいところである。

20081213 留学生の夕べ

20081213 留学生の夕べ

 

20081213 名古屋駅前にて

20081213 名古屋駅前にて